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アシストグリップ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 来週の家族旅行にあたり母親が、「ウチのクルマいいんだけど乗り降りがアレだから、ここのところに握るやつをつけて頂戴。」と言う。「ここのところ」とは前席ヘッドレストの後ろ側のことで、要するにタクシーなんかによくあるアシストグリップをつけてくれと、Nooooooo!

 で、ホームセンターに行ってみるとそういうのは売られてはいるが、装着方法につき説明を読むと(1)前席ヘッドレストを外し、(2)左右それぞれの支柱にグリップ両端の輪を通す、(3)ヘッドレストが外れないタイプの車には装着できません、とある。ヤな予感がするのは、レンジローバー スポーツのヘッドレストは電動で上下するのであって、背もたれ側根元のプラパーツにはふつうのクルマにあるような押してリリースする機構が備わっていないじゃないの!

 本件についてディーラーのK君にメールで問うたところ予想通り、電動タイプは取り外しができないとのこと。ただし、それだけで終わらないのがデキる営業マン。いろいろとググッてみたらアウディA5に乗ってるひとが同じ悩みをブログにしてました、と言ってリンク先を送ってきた。

 ↑のひとは、グリップ両端を大きめのカラビナでつないでヘッドレストの両脚をまとめて一周させていた。なるほどそれでもいいが、全体が回っちゃってカラビナ側が後ろに来てしまうとあずましくない。ということで、端輪と脚を左右でそれぞれ、太めのタイラップで結束して完了。ずっとこのままでは恥ずかしいので、旅行が終わったらタイラップを切断して外し、次の旅行でまた同様に装着すればよし。

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EFエデュケーションファースト・ドラパック ≒ 仮面ライダー エグゼイド。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第21ステージ、今年もシャンゼリゼにジャンが鳴って最終周回、向う正面でまずはマルコ・マルカート(UAE、つまりクリストフのアシスト)が、続いてダニエル・オス(ボーラ、サガンの女房役)が飛び出したところ、反応したのがベルギー・チャンピオンジャージ。チュイルリー公園の地下道を抜け、ジャンヌ・ダルク前のノルウェー・コーナーで単独先頭。フラムルージュを越え、最終右コーナーを回ってもまだ集団は後ろ、まさかランパルトこのまま押し切るのかぁ〜〜〜〜〜?!

 集団先頭はストュイヴェン→デゲンコルブのトレック・トレイン、残り250mでランパルトを交わしたところでデゲンコルブが発射。脇から突き抜けるクリストフ、後ろから迫るデマール、正面カメラでは横一線に見え、最後デゲンコルブとデマールがハンドルを投げたが、勝ったのはクリストフ!


●引退を発表したシャヴァネル、単独先頭でパリに入り、沿道に手を振りながら一周回

●ゲラント・トーマスの優勝スピーチはよかった。誰かと違って用意してきたものを読むのでなく、自然に出てくる言葉で自分らしく語った印象。最後に「Vive le Tour!」と決めてmic drop!

●総合敢闘賞はダン・マーティン、じつにセンスのいい選考

●驚異の新人、エガン・ベルナル。ひそかに(?)注目していた第20ステージ・個人TTの成績はトップのデュムランから1分58秒遅れの25位… 立派だ。連日のあの仕事ぶりにしてこの成績、将来の総合争い間違いなし

●ローソン・クラドック、4時間34分19秒遅れの総合145位、見事最下位でフィニッシュ

●そのEFエデュケーションファースト・ドラパックのジャージ、中1の長男が言うには「仮面ライダー エグゼイド」にそっくりだと。画像を見せてもらったら確かに激似! まさかジョナサン・ヴォータースがエグゼイドのファンなのか?

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クラドック、ランタン・ルージュ獲得なるか。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第20ステージ、個人タイムトライアル。前日までの総合4位:フルームが爆走し、暫定トップのクヴィアトコウスキーのタイムを中間計測で更新していく状況下、続いてスタートした総合3位:ログリッチェはまったく伸びない。総合2位:デュムランがフルームと遜色ないタイムを刻んでいくところ、驚いたのは最終走者のゲラント・トーマス。第1・第2中間計測とも、フルーム・デュムランより十数秒速いとは!

 監督の指示で最後は脚を緩めたG、見事マイヨ・ジョーヌを守りきる。勝利インタビューで、またインタビュアーが泣かすようなうまい聞き方するんだけど、最後に感極まって目頭を押さえる姿にこっちももらい泣き。ステージ優勝はデュムラン、フルームは総合3位に返り咲いて表彰台を確保。

 これでなんもかんもが決まった今年のツール、あとはシャンゼリゼを残すのみ。スプリントを制するのは誰か、シャヴァネルのセレモニーはあるのか、第1ステージで肩甲骨を骨折したローソン・クラドック(EFエデュケーションファースト・ドラパック)のランタン・ルージュ獲得は!

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ログリッチェ、表彰台でテレマーク。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第19ステージ、4級→4級→1級(アスパン)→超級(ツールマレー)→2級→超級(オービスク)を越えて下ってゴール。最後の下りで飛び出したログリッチェがステージ優勝、マイヨ・ジョーヌ集団のゴールはその19秒後。この結果、ログリッチェがフルームを抜いて総合3位に。ゆさぶりのアタックは何度か見せたものの結局はこの日何もできずに終わったデュムラン、ステージ2位フィニッシュのGが獲得したボーナスタイム分、総合タイム差は前日の1分59秒から2分5秒に開いた。

●アスパンを1位通過して今大会の山岳賞を確定させたアラフィリップ、ついでに(?)次のツールマレーも制す

●ログリッチェで勝負のロットNL、2級の登りでヘーシンクが、オービスクの登り口でクルイシュヴィックが気合の引きで集団のペースを上げる姿に涙

●それにしてもこの日のログリッチェはすごかった、オービスク後半の登りで集団を引き倒したときの目つきのキマり具合たるや! 表彰台では例のテレマークを披露

●オービスク前半、ログリッチェのアタックでチギれたはずのベルナル。フルームも遅れ、メイン集団ではGが今大会始めてアシストなしの丸裸に。しかし後刻、なーんと戻ってきたベルナルがフルームを引き、平坦区間で元エースをメイン集団に戻しつつ、自身はプロトンの先頭に立ってオービスクの後半をまた引き始めるとは!

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佐藤喬「逃げ」(小学館文庫)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第18ステージ(平坦)、ゴールスプリントはデマール(FDJ)が制しフランス人スプリンターとしての面目を保つ。デマールがゴールラインを通過するだいぶ前から、うしろで最終発射台のジャコポ・グアルニエーリが確信のガッツポーズ! ←こういうのはいつ見てもいい。


 佐藤喬「逃げ」(小学館文庫)、2014年の全日本選手権ロードレースのノンフィクション。大友克洋の表紙絵に惹かれて手に取ったのだが… これは秀逸。作者の頭のよさがじつに素晴らしい、読み応えじゅうぶんの作品。

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ベルナルの「Flight jacket」。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第17ステージ、全長わずか65kmのコースに詰め込まれた1級→1級→超級山岳の山頂ゴール、平坦区間は全くなし!

●話題の「グリッドスタート」、グダグダになって世界中の失笑を買う

●中盤まで、単独先頭はカンゲルト(アスタナ)。山岳ジャージのアラフィリップは最初の1級をカンゲルトの2位通過、次の1級は先頭で通過してこの日の仕事を終え、最後の登りではイェーツの肩を叩いて昨日の健闘をたたえながらチギれていくナイスガイぶり

●その超級の登りが始まって間もなく、ダニエル・マーティンのアタックに反応したキンタナ。久しぶりに強いところを見せ、押し切ってステージ優勝

●メイン集団ではログリッチェとデュムランが入れ替わりに揺さぶりをかけ、その都度マイヨ・ジョーヌが差を詰める。かかる状況下、残り2kmでフルームが遅れた! ゴール前で加速したゲラント・トーマス、ログリッチェとデュムランに5秒先行してゴール、3位フィニッシュでボーナスタイムも。フルームはGから48秒遅れでゴール

●この結果総合順位は2位:デュムラン(1分59秒)、3位:フルーム(2分31秒)、4位:ログリッチェ(2分47秒)。どっちがエース問題、2分半ではさすがに決着か。表彰台目がけたログリッチェの動きも面白い

●スカイの新人エガン・ベルナル、ツール・ド・フランス終盤の勝負所でプロトンの牽引を任される驚異の21歳。オークリーの新作「Flight jacket」の白フレームが印象的だが、今日のステージでは「EVZero」に変えてきた

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フィリップ・ジルベールの漢気。

 この2日間頭痛なし。

 休養日開けのツール・ド・フランス第16ステージ、この日も逃げが容認され、メイン集団では何も起こらず。

 4級→4級→2級→1級→1級とこなして下ってゴール、2級ポルテ・ダスペの登りでジルベールがアタック! 山岳ジャージのチームメートを援護するこの攻め、山頂を先頭で通過し、後ろでアラフィリップが2位通過。しかし峠の下りでジルベールが落車、崖下に転落!

 なにしろここは1995年にファビオ・カザルテッリ(モトローラ)が落車死亡した下り。背筋がビリッと寒くなりながら経過を見守ると、崖下から引き上げられたジルベール、カメラに向かって親指を立て、バイクにまたがって走り出す! あれだけの落車でなんでもなかった… はずはなく、レース後の検査で左膝蓋骨骨折が判明してリタイヤ。しかしその状態であと約60km、1級山岳を2つ越えてゴールするんだから普通じゃない。

 山岳ジャージは次の1級マンテ峠を1位通過、しかし最後の1級ポルティヨン峠の登りでアダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)が単独アタック! 山頂で、2位通過のアラフィリプとのタイム差は約20秒。あとは10km下ってゴールだが、6.7km地点でなんと先頭のイェーツが落車。あわててリスタートするイェーツの横を赤い水玉がすっ飛んで行く、(たぶん)今日は山岳ポイントの上積みだけが狙いだったのに、今大会ステージ2勝目がついてくるなんて。31分遅れでゴールした先輩に駆け寄って抱き合う姿に涙、ジルベールは敢闘賞を受賞。

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マグヌス・コルト ニールセン(アスタナ)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第15ステージ、前日に続いて逃げ容認。30人弱の逃げ集団が3級→2級→1級とこなし、40km下ったゴール前に残ったのはヨン・イザギレ(バーレーン・メリダ)、モレンマ(トレック)、コルト ニールセン(アスタナ)の3名。総合系の前2者に対し、スプリント脚のある(らしい)コルト ニールセン、クリムラさんが「ブエルタで勝ったことがある」と言うがぜんぜん覚えていない。なるほどフラムルージュで自ら前に出、自信満々にそのまま押し切ってゴール、アスタナこれで2日連続のステージ優勝。

 後刻、この日記を読み返してみると、同選手がステージ優勝したのは2016年ブエルタ、第18および21ステージ。2つも勝ったのに記憶にないのはそれもそのはず、当時の日本語表記はマグヌス・コルトだもん。ラストネームがじつはコルト ニールセンだったと、ボワッソン ハーゲンみたいなものか? デンマークとノルウェーで国は違うんだけど。ただし、「Procyclingstats」では「Magnus Cort」であることを付け加えておく。

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メインディッシュ2皿。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第14ステージ、4級→2級→3級をこなしてゴール前、お馴染み「ローラン・ジャラベールの山」を越えてマンドの飛行場がゴール。容認された32人の逃げ(メイン集団とのタイム差は最大20分)、単独先頭のストゥイヴェン(トレック)が最後の登り口にさしかかったとき、追走とのタイム差は1分40秒。

 追走集団から先にアタックしたのはオマール・フライレ(アスタナに移籍してたの!)、山頂手前でストゥイヴェンを交わし、ゴールまでの1.5kmを独走で見事ステージ優勝。道中ジルベールの牽引で脚を貯め、ギリギリまでタイミングを計ってからアタックしたアラフィリップはストゥイヴェンに追いついたところまで、この2人はフライレの6秒遅れでゴール… んん? その後ろで滑走路を爆走してくる緑のジャージはまさか… サガン12秒遅れの4位フィニッシュとは恐るべし!

 この日のメインディッシュ2皿目、グループ・マイヨ・ジョーヌの最後の登り。マティアス・フランク、ピエール・ラトゥールが上げたペースからログリッチェ(ニバリのリタイヤで現在総合4位)がアタック! まとまってゴールしたG、フルーム、デュムランの3人に8秒先着。
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BMC「Timemachine ROAD」。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 先日のVeloNewsで「Despite divorce, Sagan keeps entertaining at Tour」と褒められていた(?)世界チャンピオン、ツール・ド・フランス第13ステージを制して今大会3勝目!

 3級→4級と越えて平坦ゴールのコース、逃げは4人。最後まで粘ったマイケル・シェアー(BMC、注)が残り6kmで吸収されてゴール前、フラムルージュでジルベールが単独アタック! そのままゴールまで行っちゃうんじゃないかと思ったほど強〜烈だったが、残り300mでFDJのトレインに捕まるかぁ〜悔しい!! 最終発射台グアルニエーリから飛び出したデマール、番手にクリストフ(UAE)、その後ろからサガン。最後は3人横一線で、マイヨ・ヴェールが完璧なタイミングでハンドルを投げた。

(注)それにしても、同選手が駆る変わった形のバイク、エアロっぽいもののTTマシンではない。マットなホワイトのペイントに、BMCのロゴはヘッドチューブとダウンチューブが合わさる部分に小さく入るのみ。BMCレーシングチームのインスタによれば、シェアーのこの「Timemachine ROAD」はこのステージがテスト走行だったと、それなら是非とも逃げたいわな!

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