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この道の先に。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ・デ・イタリア第18ステージ、今大会最後の平坦コース。逃げはミルコ・マエストリ(バルディアーニCSF)、ニコ・デンツ(AG2R)、ダミアーノ・チーマ(NIPPOヴィーニファンティーニ)の3名、集団とのタイム差は最大4分半。デマールのマリア・チクラミーノを守りたいFDJ、アッカーマンのスプリントポイント逆転をサポートしたいボーラを中心に集団が追い上げにかかり、残り20kmでタイム差は2分半に縮まる。

 ニコ・デンツ(25歳ドイツ)、昨年のジロ第10ステージのゴール前、モホリッチ(バーレーン・メリダ)とのマッチスプリントで負けてステージ2位だった選手、残り10km:タイム差1分。

 残り5km:45秒、3km:33秒、2km:30秒 …オイオイ、これはひょっとして?

 フラムルージュ通過時点で、タイム差は17秒。ゴール前500mでまず仕掛けたのはデンツだがこれは早すぎた! 残り250m、タレるデンツと入れ替わりにマエストリが踏み込むところ、さらにその後ろから飛び出したチーマ。しかし間近に迫る大集団、デマールは下がるボーラのアシストと交錯してモタついた、一方でとてつもない脚で追い込んでくるのはアッカーマン、デンツとマエストリをかわし、あとはチーマだけだが… ぬぉおおおお〜 逃げ切ったぁあああああああ!

 チーマとアッカーマン、着差は1車身あまり。逃げ屋のプロコン選手と超一流エーススプリンターの公式記録が同タイムゴール、う〜んシビれる! ハンドルを叩いて悔しがったドイツチャンピオンだが、ステージ8位に終わったデマールから紫のジャージを奪い返す。

 明日の各紙朝刊、NIPPOとENEOSの提供で優勝記念広告が出ればいいのにな。両手を突き上げてガッツポーズのチーマの写真、キャプションはもちろん「この道の先に」。

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麺通団団長日記、更新される。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 麺通団団長日記、4ヶ月半ぶりに更新されて一安心。


 ジロ・デ・イタリア第17ステージ、3級→4級をこなして3級山岳・アンテルセルヴァの山頂ゴール。この日も前と後ろで別々のレース、容認された逃げ18名の中から残り16km地点でナンス・ピータース(AG2R)が単独アタック。ぜんぜん知らない25歳フランス、これがプロ初勝利… え? 今大会前半にマリア・ビアンカを着てたのも知らなかった!

 総合勢は、最後の登りでランダがアタック。さらにカラパスとミゲル・アンヘル・ロペスが抜け出すところ、ニバリとログリッチェは動かず。この結果、マリア・ローザが若干タイム差を広げ、2位:ニバリ(1分54秒)、3位:ログリッチェ(2分16秒)、4位:ランダ(3分3秒)。本日は平坦、金曜・土曜の山岳ステージ2つで総合タイム差がどうなるか。なにしろ今大会ラストは個人T.T.で最終日まで勝負がかかる、2009年のディルーカ vs メンショフのような激アツの展開希望。

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ジュリオ・チッコーネ大活躍。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 本日鍼灸治療、夕方帰宅後に来客予定のため、出かける前に駆け足でチェックしたジロ・デ・イタリア第16ステージ。今大会のチマ・コッピ、ガヴィア峠が積雪のためキャンセルされたものの、3級・チェーヴォ→3級・アプリカとこなして1級山岳・モルティローロ峠を越える5ツ星のクイーンステージ。

 容認された逃げ21名の中から最後まで残ったのはチッコーネとヤン・ヒルト(チェコ、アスタナ)の2人、ゴール前勝負は山岳王の圧勝。この日ぜんぶの山頂を一位通過してマリア・アッズーラもほぼ手中に、昨年までのバルディアーニCSFからワールドチームに移籍してきたばかりで大活躍の24歳イタリア。なのに鍼灸治療の途中にあるヒルズのTREKストアではなーんにもやってない、相変わらずダメな店。「祝・チッコーネ選手ステージ優勝」のバナーくらい出したらどうだ、青いTシャツで来店のお客様に粗品進呈とか、いろいろあるだろうよ。

 総合争いは、モルティローロの登りで今日もニバリがアタック! これにカラパス、ランダ、ミゲル・アンヘル・ロペスがついた一方でログリッチェ、モレンマ、イェーツが遅れた。マリア・ローザはカラパスがキープだが、総合2位:ニバリ(1分47秒)、3位:ログリッチェ(2分9秒)とこの2人の順位が逆転!

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ゴミステーション(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

(1)ウチの敷地を囲っているフェンス、ユニット1枚ぶん幅2mを外す
(2)30cmほど高いウチの敷地を道路に合わせて掘り下げ、そこに幅2m・奥行き1mでコンクリートを打つ
(3)外したフェンスを背面に、新たに調達した2mのフェンスを半分に切断して左右側面に配し、コの字に囲う
(4)三協アルミ「ダスティンG」ボックスタイプ、幅150cm×奥行き90cm(45Lゴミ袋23袋相当)を設置する

 目隠しと防いたずらの観点からは、フェンスをコの字に入り組ませずに従来通り面イチにし、これを観音開きもしくは引き戸式に開け閉めする中にゴミボックスがあるのが望ましい。しかしちょっと想像してみただけで、使い勝手や安全性の面からどちらもフィージブルでなく、いっそ動物園の鳥小屋みたいなのを完全にフェンスに一体化させて作ってもらおうかと思ったが、これは高くつきすぎることが判明したもの。

 いずれにしても、これでカラスの悩みから解放されて園長先生大喜び。先方は費用の一部を負担したいとおっしゃるが、保育園から頂いたとあっちゃぁ町内の笑いモンですから! 自分自身と弟2人、ウチの子ども達3人の計6名が通園してお世話になったので、少し恩返しができて本当にヨカッタ。

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ドゥラメンテのダービーレコード、更新される。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日の日本ダービー、馬券は3番人気ダノンキングリーから。直線、早目先頭のロジャーバローズを追い上げる、この人気薄が馬券に絡む以上はダノン軸の馬単も三連単もパーだが、まだ単勝がある戸崎! とさきとさきとさき!! 戸崎ぃー!!! と絶叫するも、最後までかわせずにクビ差の2着でチン。

 それにしても、2着3着ならまぁともかく、日本ダービーで12番人気に勝たれるのはなんだかなというかんじ、しかもダービーレコードで。先週のオークスの優勝タイムからしても、今週も良馬場ならドゥラメンテのレコードタイム更新間違いなしとは思われたところだが… 今後も活躍して納得させてもらいたい。


 ジロ・デ・イタリア第15ステージ、イル・ロンバルディアのコースをたどる232km。平坦基調の前半から、後半に2級(ギザッロ教会)→2級→3級を越え、コモ湖へ下ってゴール。

 逃げはカタルド(アスタナ)とカッタネオ(アンドローニジョカットリ)の2名、タイム差最大15分は逃げ切り容認。といっても結果的にゴール前ではニバリらに11秒まで迫られヒヤヒヤしたが、カッタネオを抑えてカタルド(34歳イタリア)がステージ優勝。

 総合争いは、ラストの3級の登りでニバリがアタック! マリア・ローザのカラパスが即座についた一方で、ログリッチェの反応が遅れる。沿道の観客が「ヴィーンツェーンツォー!!」と絶叫する中をキレよく山頂を越え、得意の下りでさらに加速。後ろではログリッチェがガードレールに接触してタイムを落とし、総合順位は2位:ログリッチェ(47秒)、3位:ニバリ(1分47秒)とその差1分で2回目の休息日。

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アシスト魂炸裂のステージ(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日をもって「The Vance K Show」最終回。一時はモーニングショーまで張ったVanceだが、ハワイアンジョークのあのノリがもはやサムくなってたし。残念だけれど、アーフィーホーー!


 ジロ・デ・イタリア第14ステージ、2級→1級→2級→1級を越えて、最後は3級山岳の山頂ゴール。ラスマイの1級・サンカルロ峠の登りでアタックしたカラパス(モビスター)が独走でステージ優勝、他の総合勢は2分弱遅れてゴール。この結果マリア・ローザはカラパスが獲得、以下の総合順位は2位:ログリッチェ(7秒)、3位:ニバリ(1分47秒)、4位:マイカ(2分10秒)、5位:ランダ(2分50秒)とだいぶ整理されてきた。前日がんばったボヤッキーことザッカリンはこの日7分以上遅れ、総合3位から11位に下げる… 相変わらず極端なんだよこの男。

 それにしても、この日のダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・メリダ、31歳イタリア)のアシストぶりはすごかった。逃げ集団から降ってきて、サンカルロ峠でニバリのためにペースを作る。国際映像はたびたび振り返ってニバリの様子を伺うカルーゾのスーパースロー、シビれる! 引き終わって一旦チギれるが、また戻ってきて引くこと2回、3回… アシスト時代のフルームやリッチーを思い出す。なんと最後まで総合有力勢と一団で、ステージ10位でフィニッシュとはあっぱれ!

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アシスト魂炸裂のステージ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ・デ・イタリア第13ステージ、1級→2級を越えて、最後は雪が残る1級山岳チェレソーレ・レアーレの山頂ゴール。30名弱の大規模な逃げにエースを送り込んだのはトレック、ブランビッラが引いてチッコーネに山岳ポイントを取らせつつ、モレンマの総合順位を少しでも上げる作戦。2分ほど後ろのメイン集団だが、ここからランダ(モビスター)が飛び出す一方、ニバリとログリッチェは互いをマーク、サイモン・イェーツとマリア・ローザのポランツェは遅れた。

 この日はトレックだけでなく、各チームでアシスト魂炸裂。ニバリのために逃げ集団から下りてきた弟とポッツォヴィーヴォ、ランダを引くのに降ってきたアマドールとカレテロ、最後までモレンマのためにペースを作ったチッコーネ、いずれも引き切ってフラフラになりながらチギれていく姿に涙。一方で、ユンボ・ヴィズマのアシストは早々についていけなくなってログリッチェ単独、逃げからこぼれたアントワン・トールク(いったい誰? 25歳オランダ)も何もできずにエースに追い越されただけ、今後のステージが心配である。

 ステージ争いの最終局面に残ったのはザッカリン(カチューシャ)、モレンマ、ニエベ(ミッチェルトン・スコット)の3名。ここからまずはモレンマが落ち、イェーツの前待ちと自身のステージ優勝両天秤のニエベ有利と思われたところ、意外にもザッカリンのアタックについて行けず。相変わらずジャージの前を閉めないままゴールするロシア人だが、本日はできるだけ総合タイム差を縮めるために最後まで踏み込んだゆえなので許す。マリア・ローザはポランツェがキープ、以下

  2位:ログリッチェ(2分25秒、前日 2位)
  3位:ザッカリン (2分56秒、前日12位)
  4位:モレンマ  (3分06秒、前日 6位)
  5位:ニバリ   (4分09秒、前日 5位)
  6位:カラパス  (4分22秒、前日 8位)
  7位:マイカ   (4分28秒、前日 7位)
  8位:ランダ   (5分08秒、前日21位)
  9位:シバコフ  (7分13秒、前日19位)
 10位:ミゲル・アンヘル・ロペス(7分48秒、前日16位)
 11位:カンゲルト (7分52秒、前日17位)
 12位:イェーツ  (8分14秒、前日13位)

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ジロ、山岳ステージ始まる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ・デ・イタリア第12ステージ、待ちに待った山岳だが実況:ガラガラ声で聞きづらい南隼人、解説:新城の嫁では見る気が失せる。25名の逃げ集団ができ、メイン集団はこれを容認、タイム差は10分以上に開く。逃げから数名が飛び出し、メインからはマリア・ローザが遅れ、集団が4つに分裂した局面を的確に伝えられないんだったら実況やめちまえ。

 1級山岳モントーゾを越えて最終局面、ゴールのピネローロの街中にある最大勾配20%の石畳サンマウリツィオでアタックしたのはブランビッラ(トレック)。これを追ったカペッキ(クイックステップ)とダンバー(チームイネオス)の3名でフラムルージュだが互いに牽制、前に出されてイラついたカペッキが後ろのブランビッラに「前に出ろよ!」のゼスチャー(←両者は昨年のチームメイト)。そんなことしているから後ろからベネデッティ(ボーラ)とカルーゾ(バーレーン・メリダ)に追いつかれて5人のスプリントに、ダンバー以外の4人がイタリア人! ゴールを制したチェザーレ・ベネデッティ、31歳のアシスト職人なんとこれがプロ初勝利。

 マリア・ローザは逃げに乗ったヤン・ポランツェが獲得、ヴァレリオ・コンティからチーム内移動(UAE)。山岳ジャージもチッコーネからブランビッラにチーム内移動。

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トヨタ RAV4 ハイブリッド。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 「相撲を見たい」と言っているアメリカ大統領だが、「その前に日本ダービーも見たい」とか余計なことを言ってないか心配だ。


 ジロ・デ・イタリア第11ステージ、この日もド平坦。3人の逃げは馬爾科・フラッポルティ(アンドローニジョカットリ)、ダミアーノ・チーマ(NIPPOヴィーニファンティーニ)、ミルコ・マエストリ(バルディアーニCSF)の常連メンバー。

 残り25kmで逃げが吸収され、一団でゴール前。スプリントはユワンが制して今大会2勝目、以下デマール、アッカーマン、ヴィヴィアーニの入線順でマリア・チクラミーノはデマールに移った。明日のステージはユワンとヴィヴィアーニがDNS、したがってポイント賞はデマールとアッカーマン2者の争いに。

 ところで、今大会オフィシャルカーのトヨタのハイブリッドSUV。C-HRでもハリアーでもないし、いったい何なのかと思っていたら、RAV4なのかこれ! 我が国では4月に発売されたばかり、どうりで街でまだ見かけないわけだは。←この先の山岳ステージ、無事にモルティローロ峠を越えられるのかどうか?
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「THIS IS US」の日本語字幕(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 「THIS IS US」第1シーズン第6話”Career Days”、自分には芸術家の才能がある、トレーダーではなくミュージシャンになるべきだったと力説するランダル。妻に「なんの楽器を演奏するの?」と聞かれ、「サックス。映画のウェズリーのように」 ←これが日本語字幕。

 実際の英語のセリフは「Sax. Like Wesley in “Mo’ Better Blues”」、これはスパイク・リーの1990年監督作品のことである。主人公は架空のトランペッター「ブリーク」(デンゼル・ワシントン)、同じバンドのメンバーにしてライバルなのが、ウェズリー・スナイプス扮するサックスプレーヤー「シャドウ」。

 ということで、上記字幕では端折り過ぎていて、なんのことかわかるのは我が国ではオレくらいだろう。少なくとも「『モ’・ベター・ブルース』のウェズリーのように」としなければ。なお、ウェズリー・スナイプスは「BAD」のPV(マーティン・スコセッシ監督)で、「お前はもうワルじゃねぇ」とマイケル・ジャクソンをなじる旧友の役で有名になった俳優である。


 ジロ・デ・イタリア第10ステージ、モデナにゴールする145kmのド平坦コースで初山選手再び逃げに乗る! こんどは単独でなく、コヴィーリ(バルディアーニCSF)と2人、残り30kmまで逃げたとはじつに立派。

 集団ひとつのまま最終局面、フラムルージュ手前でなんとアッカーマン自身がきっかけとなる落車発生。ゴール前のスプリントはデマールが制す、今大会初勝利(後ろのグアルニエーリのガッツポーズの方が派手なのがイイ)。2位ヴィヴィアーニ、3位にはアッカーマンの代わりにもがいたゼーリッヒが入るんだから最終発射台の実力はやっぱりすごい。

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