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最後にニバリが勝ったからよし。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日に続く悪天候のため、中止のアナウンスもあったツール・ド・フランス第20ステージ。当初のコースの前半をカットした59.5km、超級山岳バル・トランスの一発勝負。

●アラフィリップが遅れて、バーチャルの総合3位:クライスヴァイク、4位:ブッフマン、両者とも仕掛けずメイン集団は一丸でゴール。コロンビア人初となるベルナルの総合優勝が実質確定(なお今大会、チーム・イネオスに区間優勝はなし)

●逃げ集団から独走に持ち込んだニバリがステージ優勝。ああ最後にニバリが勝ったから、今年のツールはこれでよし

●↑そのガッツポーズにシビれていたら、10秒差の2位でフィニッシュしてきたのがアルカンシェルでびっくり

●本日のゴデュ、繰り下げのマイヨ・ブランを着て出走。途中でチギれたのはざんねんだったが、この選手の今後の活躍に期待

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ツール第19ステージ、雹で途中打ち切りになる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第19ステージ、今大会最高標高イズラン峠の山頂をベルナルがレース先頭で単独通過、1分遅れてゲラント・トーマスとクライスヴァイクのグループが続く。さらに1分遅れてマイヨ・ジョーヌが越えていき、峠の下りを全力で攻めている最中で… レースが止められた。

 その先のコースが雹と土砂崩れで通行困難になったため、レースは途中で打ち切り。イズラン峠通過タイムが総合成績に反映され、ステージ順位はつかないことに。この結果総合首位はベルナル、2位:アラフィリップ(48秒)、3位:ゲラント・トーマス(1分16秒)、4位:クライスヴァイク(1分28秒)、5位:ブッフマン(1分55秒)。キャンセルされた1級山岳ティニュの(ほぼ)山頂ゴール、当初予定通りだったらベルナルとのタイム差は48秒より開いたか、あるいはアラフィリップがある程度挽回できたか、それは誰にもわからない。

 レース序盤、突然ピノーがスローダウン。ドクターカーにつかまって左膝のテーピングをやり直してもらったが、満足に踏むことができずにどんどん遅れていく。総合5位(1分50秒)のトラブルに、「ハチに刺された」「前日カメラモトと接触して怪我」など情報が錯綜。それにしてもなぜアシストが誰も下がってこないのか? 後刻の発表によれば、2日前に落車を避けようとしてハンドルバーが膝にヒットした(グリップエンドか?)のが原因とのこと、この日は痛みをおして、いわばダメモトでスタートした模様。最後は並走するウィリアム・ボネと肩を叩き合い、号泣しながらバイクを下りた。

●本日のゴデュ、エースがリタイヤとなれば代わりに自分で行け! と思ったら、イズラン山頂まで残り7km地点でエンリク・マスとともにチギれてしまった

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本日のゴデュ(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第18ステージ、アルプス三連戦初日を凌ぎ切ったアラフィリップ。2つ目の超級・ガリビエの登り、終盤の勝負所でまずはベルナルがプロトンから抜け出し、30秒ほど先行。続いて、山頂まで残り1km地点でゲラント・トーマスが加速すると、たまらずマイヨ・ジョーヌがチギれた。しかし、山頂通過後の下りで追いついたアラフィリップ、そのまま一丸でゴール。ベルナルにはタイム差を詰められたもののGとは変わらず、総合順位は2位:ベルナル(1分30秒)、3位:トーマス(1分35秒)、4位:クライスヴァイク(1分47秒)、5位:ピノー(1分50秒)、ここまで2分。

●ガリビエの登りで単独アタックを決めたキンタナがステージ優勝。メイン集団が約5分遅れてゴールしたことから、総合順位は3分54秒遅れの7位にジャンプアップ

●2つの超級山岳とも2位で山頂を通過したバルデが山岳ジャージを獲得、このままパリへ持ち帰れるかどうか

●本日のゴデュ。イゾアールの登りで確かにチギれたのに、ガリビエではプロトンに復帰しているゼッケン53番。あわてて巻き戻してチェックしたところ、下りでカストロヴィエホ(イネオス)とともに追いついてきていたとは恐るべし! そのカストロヴィエホはガリビエの中盤で、ガンガンにペースアップして集団を絞ってからチギれていった、あっぱれ!
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ルーク・ロウとトニー・マルティン、失格処分になる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第17ステージ、終盤に3級を越え、下ってゴール。大規模な逃げ集団が形成され、集団とのタイム差は10分以上がついて逃げ切り容認。3級の登りで独走に持ち込んだトレンティン(ミッチェルトン・スコット)がステージ優勝、ツール通算3勝目はじつに立派である。

 集団先頭の位置取り争いで、トニー・マルティンに押し出される格好で路肩に落ちかけたルーク・ロウ。レース中の国際映像には映らなかったが、その後トニマルに対し肘を出し、互いにやりあった模様。本件につきコミッセールは2人を失格処分としたが、厳しすぎるとしてイネオスとユンボ・ヴィズマが共同で抗議。アラフィリップとピノー、総合上位を目指すフランス人選手のライバルチームからアシストを減らすのが狙いなのではないかと穿った報道も。

 本日はいよいよクイーンステージ、イゾアールとガリビエの超級2発! 中継開始は午後6時、ああ忙しい。

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ナビタイマーのオーバーホール(その3)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 こうなったら今週末、われわれがアメリカに出発するまでずーっと降りやがれ! と思っていたのに本日は晴れた、ちっ。ただ、関東地方はまだ梅雨明けではない模様。いずれにしても、体調万全で臨む段取りの一環として、本日鍼灸治療。

 帰宅途中、オーバーホールが完了したナビタイマーを引き取りに馴染みのデパートへ。不具合が直ったのはもちろん、外装がピカピカになってじつに気持ちがいい。ただし旅行にしていくのはオーヴァーシーズ、自転車レース視聴のためにいつもはローマ・パリ時間に設定している第2時間帯を、アメリカ・太平洋時間にセットする。


 休息日明けのツール・ド・フランス第16ステージ、平坦。ゴールスプリントを制したのはユアン、今大会2勝目。なお、残り28km地点で発生した落車に巻き込まれたフグルサング(総合9位、5分29秒)、ヤな予感がした初日の落車以降、特段の見せ場もないままツールを去る。

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伝統のコケ芸。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 いや〜、昨日の記者会見には爆笑した! これまでの一連のドタバタは、最後に社長が新喜劇伝統のコケ芸を決めるための壮大な前フリだったとは、さすがは吉本まんまと騙された!

♪ パラララッパラ、パラララッパラ、パラララッパラッパ
♪ ホンワカパッパ、ホンワカホンワカ、ホンワカホンワカパ

〜記者会見で〜
 社長:「処分を撤回します」(全員コケる)
 社長:「テープ回してないか? は冗談でした」(全員コケる)

〜会議室で〜
 社長:「お前ら全員、連帯責任でクビじゃ」
 宮迫:「なんやとー、やれるもんならやってみぃ!」
 社長:「…ま、今日はこんくらいにしといたるわ」(全員コケる)



 ↑の陰に隠れた(?)かたちで、あまり報道されないKENKENとJESSEの逮捕。大いに期待された昨日の「ザ DAVE FROMM SHOW」、一曲目にRIZE「SILVER」をかけるとはじつに素晴らしい。しかし、「ジョー横溝の 元祖 やっぱり言えない話」Vol.11は、論理の展開がぜんぜんダメだよ!

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本日のゴデュ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第15ステージ、2級→1級→1級を越え、1級山岳の頂上ゴール。30名規模の逃げ集団から最後まで残ったのはサイモン・イェーツただ一人、独走でステージ優勝(今大会2勝目)。

 最後の1級、ピノーの波状攻撃はじつにすごかった。残り6kmでの一発目でゲラント・トーマスとクライスヴァイクを突き放す、ついていけたのはベルナル、アラフィリップ、ブッフマンの3人だけ。そこから次々に繰り出すダンシング、まずはアラフィリップを、続いてブッフマンをチギり、残り4km過ぎのアタックでベルナルも置き去りにして単独に。レース先頭のサイモンを追走していたランダに追いついてステージ2位でフィニッシュ、1分50秒差の総合4位に浮上。

 最初に遅れたGやクライスヴァイクがペースで粘るところ、あとから落ちてきたアラフィリップがここに合流したのだが… なんでこの集団をマイヨ・ジョーヌが引いちゃうの?! Gマークの付き位置で、ポエルスに引かせればいいのに! フラムルージュ手前で加速したトーマスについていけず、リーダージャージは守ったが総合タイム差は1分35秒に縮まった。

 本日のゴデュ、ラスマイの1級の登りでチギれていったのは無理もない… が! 最後の1級でピノーを引いているのは確かにゼッケン53番。あわてて巻き戻してチェックしたところ、下りで追いついて復帰していたとは恐るべし! ゴール前6kmまで懸命に引いてピノーのアタックをお膳立てしたあとは文字どおり「止まった」ゴデュ、しかしそこへ前からライヘンバッハが降ってくる、すごいぞFDJ!



 東京2020テストイベント「READY STEADY TOKYO - 自転車競技(ロード)」、例によって我が国メディアはまったく報道しなかったが、愛用のウェブサイト「Pro Cycling Stats」では昨日の晩の時点でもう結果がアップされていた、じつに素晴らしい!(←ちゃんと(?)UCIワールドツアー、カテゴリー1.2なんだから当たり前なのだが)

 勝ったのはディエゴ・ウリッシ(UAE)、2位:ダビデ・フォルモロ(ボーラ、17秒)のあと、3位は2分近い遅れ、イタリア代表ぶっちぎりのワンツー。出走95人中完走は49人、やはりこのコース設定は厳しい!

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驚異のマイヨジョーヌ・マジック(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第14ステージ、4級→1級をこなし、超級山岳ツールマレーの頂上ゴール。最終局面、フラムルージュ手前でブッフマン(ボーラ)がアタック! これに反応できたのはアラフィリップ、ピノー、クライスヴァイク、ベルナル、ランダ、その一方でゲラント・トーマスが遅れる!

 凌ぐどころか突き放す、この日も驚異の走りのマイヨ・ジョーヌ。このメンバーなら2日連続のステージ優勝だって… しかし残り200mでピノーが加速するとこれを見送り、クライスヴァイクの動きをチェックしながら2位でフィニッシュ。う〜ん王者の貫禄まで出てきて、「器が人を作る」とはこのこと。Gは36秒遅れのステージ8位、総合タイム差は2分2秒に開いた。

●1級・超級の登りでレースを動かしたのはモビスター、とくにアマドールの引きはものすごく、クリムラさん思わず「アマドールは力が有り余ドール!」。しかし肝心のキンタナは超級で遅れ、総合トップテンから陥落

●ピノーの山岳アシスト、ゴデュの引きもすごかった。引き終わりの残り4kmにはアタックを見せて、マークに入るユンボ・ヴィズマに脚を使わせてからチギれていく、22歳とは思えない働きぶり

●ステージ優勝者とマイヨ・ジョーヌ、2人のフランス人選手を表彰台で迎えてマクロン大統領ご満悦。しかし敢闘賞のエリー・ジェスベール(アルケア・サムシック)は表彰のあとそのまま立ち去ろうとして呼び戻される、この選手もフランス人

●後刻ツイッターにアップされた、ゴール前のマディオ監督の映像。ピノーに向かって絶叫し続け、フィニッシュの瞬間は喜びを爆発させて駆け出したのだが、ゴール目前の最後の10秒間は黙って見守っていたのがじつにリアル

●この日のイネオスはめずらしく、アシストに存在感がなかった。1級で早々とクヴィアトコウスキーが遅れ、超級でも勝負所までポエルスが保たなかった。ベルナルのインタビューによれば、エースを助けることもできたけれどチームからの無線は「待つな」の指示だったとのこと。いずれにしても、そろそろどちらかをエースに決め打たないと、さすがのイネオスも厳しくなるか

●多くの選手から、連日のアラフィリップの大活躍を賞賛するコメントが出され、「ひょっとして?」の期待も高まっている模様。このままの雰囲気で3週目を迎えた場合、またイネオスに勝たれるくらいなら、とチームの垣根を越えた動きになってこないだろうか。表彰台を狙うピノーのFDJはともかく、今年は終わったバルデとAG2Rの面々、カルメジャーヌ(トタル・ディレクトエネルジー)やバルギル(アルケア・サムシック)などフランスのプロコンチームが結束してアシストするなんとことは?

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驚異のマイヨジョーヌ・マジック。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第13ステージ、27.2kmの個人T.T.。ホットシートで見守るのはなんとトーマス・デヘントだが、彼の暫定トップタイムを上回るペースで走るラスマイ出走のゲラント・トーマス。しかし最終走者のフランス人は凄かった、3つの中間計測ポイントともGより数秒速いタイムで通過していくなんて、いったい何が起こってるんだ!

 熱狂する観客がフェンスのバナーボードをバンバン叩くなかゴールする、アラフィリップのフィニッシュタイムはなんとマイナス14秒。前日までの総合タイム差は1分12秒、リーダー・ジャージを守りきれるかどうか… なんてとんでもなかった。凌ぐどころか突き放す、しかもステージ優勝だなんて、驚異のマイヨジョーヌ・マジック!

 この日大きくタイムを落としたのは意外にもベルナル、1分36秒遅れのステージ22位。総合順位を3位から5位に落とし、エンリク・マス(クイックステップ)が総合4位に浮上、マイヨ・ブランもマスに移った。

 なお、優勝候補の一人だったワウト・ファンアールト、第3チェックポイント過ぎの右コーナーを攻めすぎて内側のフェンスに接触・転倒。なにかが右太腿のあたりに刺さった模様で大量に出血、傷を見ないよう剥がしたバナーで患部を包むスタッフ。残念ながら救急車で運ばれてリタイヤしたが、後報では骨折はなく、手術も無事に済んだとのこと。
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TISSOTとアルピーヌ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第12ステージ、後半に1級山岳を2つ越え、30km下ってゴール。40名と大規模な逃げ集団が形成されたが、中間スプリントポイントをサガンが1位通過して、最初の1級の登りが始まるとバラけた。

 2つ目の1級の山頂をトップで通過したのはサイモン・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)とミュールベルガー(ボーラ)、下りでビルバオ(アスタナ)が追いついてゴール前へ。3人のゴールスプリント、ステージ優勝はサイモン・イェーツ。

●イネオスがコントロールしたメイン集団は9分半遅れてゴール、総合に動きなし。先日の全日本ロードを制した解説の入部正太朗(シマノレーシング)のコメント「メイン集団にドラマは起こっていないですね… ま、何も起こっていないのがドラマなんですが」 至言

●この日、突然リタイヤしたローハン・デニス(バーレーン・メリダ)。個人T.T.前日に世界チャンピオンが帰宅してしまうとはなんとも不可解、スタンゲリ監督のコメントも困惑気味

●辻さんレポートの際に映った青のTISSOTのクルマ。見慣れないクーペだな? とコマ送りで確認したところ、アルピーヌA110じゃないの! 後輪のホイールアーチに時計の分目盛が刻んであるのがなかなかカッコいい。調べたら、両社のパートナーシップは初代A110がWRCに出た1973年以来だとのこと、このたびのコラボ・ウォッチも出ている模様

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