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スロベニアの2強。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第13ステージ、1級→3級→2級→3級→3級→2級(ボーナスタイム・ポイント)と越え、1級山岳ピュイマリーの山頂ゴール。逃げ集団とプロトンとのタイム差は一時10分以上に開き、前と後ろは別々のレース。

 容認された逃げ集団17名のうち、ステージ優勝が期待される登りに強い選手はバルギルかアラフィリップか、ダン・マーティンかソレルか、昨日ステージ2位のピエール・ローラン(B&B)にも期待… と思っていたところ、最後の2級を単独先頭で越えたのはシャフマン(ボーラ)。25秒遅れの追走はダニエル・マルティネス(EF)とケムナ(ボーラ)の2名だが、当然ケムナは付き位置。ピュイマリーの登りをマルティネス自分だけの脚でシャフマンを追う、しかし追いついたとしても2対1で圧倒的に不利、どうするマルティネス?

 残り3km、タイム差16秒でのクリムラさん解説「もしかするとマルティネスは、わざとタイム調整しているのかもしれませんね。追いついたらケムナが行くのはわかっているので、ちょっとこうジワジワと、ここはあえて追いつかない。きつくなってから一気に行くという」 …なるほど! 1.6kmで追いついて3人に、しかしシャフマンにはもう脚がなく、すかさずカウンターで行くべきケムナがワンテンポ遅れたのでは勝負あり。前哨戦ドーフィネを総合優勝したコロンビア期待の24歳、見事ピュイマリーを制す。

 後ろの総合争いは、まず2級の登りでギョーム・マルタン(総合3位)とバルデ(総合4位)が遅れる。最後の1級でアタックしたポガチャルにログリッチェが反応、数秒遅れてリッチー、ランダ、ミゲルアンヘル・ロペスが続くが、ここでなんとベルナルついていけなーい! 総合順位が大きく動いたこのステージ、マイヨ・ジョーヌはログリッチェがキープ。以下、2位:ポガチャル(44秒)、3位:ベルナル(59秒)、4位:ウラン(1分10秒)、5位:キンタナ(1分12秒)、6位:ミゲルアンヘル・ロペス(1分31秒)、7位:イェーツ(1分42秒)、8位:ランダ(1分55秒)、9位:リッチー・ポート(2分6秒)、10位:マス(2分54秒)。総合トップ10にフランス人がいなくなり、バルデは完走したものの落車した際に頭を打ったことから脳震盪の症状ありとして、翌日未出走の発表。

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