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スロベニアの2強(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第15ステージは後半に1級を2つ越え、超級山岳グラン・コロンビエールの山頂ゴール。その全長17.4kmの登り口で、逃げるローランとゴグル(NTT)2名とメイン集団とのタイム差は1分48秒。ユンボが牽引するプロトンではヘーシンクが仕事を終えて下がり、ファンアールトの引きに切り替わった。

 ゴールまで残り13km、ペースアップする集団が単独で粘るローランを飲み込むタイミングで、プロトン最後尾でベルナルが遅れ始める! さらに集団は絞られていき、わずか12名が残って迎えたゴール前、一旦リッチーが前に出てオオッ?と思わせたが、最後の最後はまたもやスロベニアの2強。ステージ優勝はポガチャル、今大会2勝目。


●ステージ序盤にイギータ(EF)が2度落車、手首を骨折してリタイヤ。1度目は逃げが決まる前のアタック合戦中、集団先頭のユンゲルス(クイックステップ)が後続のイギータに引きの順番を回すべく右にはけた。ちょうどそのとき振り返って後ろを見ていたコロンビアチャンピオン、前輪をユンゲルスにハスられて落車。リスタートしたものの直後のラウンドアバウトで、ブレーキを握れずに再度落車。チームカーに収容される際、泣いていた様子の映像にこちらも涙

●確変進化中のファンアールト、牽引から離脱したのはゴールまで8.8km地点。超級山岳を9km近くも引き倒し、その途中でデフェンディング・チャンピオンもチギれるとは、いったいどこまで強くなるのか

●じつに7分20秒遅れてフィニッシュしたベルナル。←同じグループに、付き添いのクヴィアトコウスキーや逃げていたローランのほか、仕事を終えたファンアールトもいたのにシビれた!

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