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本日のクス。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 超級2発のツール・ド・フランス第17ステージ、初登場ロズ峠の山頂ゴール。逃げはアラフィリップ、ゴルカ・イザギレ・インサウスティ(アスタナ)、ケムナ、カラパス、ダン・マーティン(イスラエル・スタートアップネイション)の5名、集団とのタイム差が最大6分では逃げ切りは厳しい。

 最終局面、最後まで逃げ粘ったカラパスが吸収されたゴール前3km、なんとセップ・クスがアタック! これに反応したのがミゲルアンヘル・ロペス、クスをかわして単独先頭に。ログリッチェが追走体制に入るところ、ポガチャルは遅れる。ヴィノクロフ大佐の誕生日に、ロペス見事にステージ優勝。総合順位もひとつ上げて3位に、ウランを抜いて表彰台圏内。

●ひとつ目の超級からプロトンを引くバーレーン・マクラーレン、前日総合7位のランダの順位を上げるため、5位・イェーツ、6位:リッチーを疲れさせたい。さらにはランダのステージ優勝までも視野、とのクリムラさん解説だったが、肝心のエースが残り4kmで遅れてしまったのではざんねん

●今大会、最終局面で常に、エースの他にアシストを4〜5枚残しているのがユンボ・ヴィズマ。これで心を折られたのがベルナルだが、←そもそもこれはスカイ得意の戦術だったわけで。いずれにしても、この日のバーレーンの引きでヘーシンクやファンアールトがいつもより早めに終わり、デュムランも残り4kmまで。バーレーンの作戦の主眼ではなかったにしてもおかげさまで、最強チームでも攻略の仕方はあることが、みなさんわかりましたか!

●「本日のクス」、のちのインタビューによればアタックは計画通り、他チームのエースに追わせて脚を使わせる作戦だったとのこと。ロペスに突き放されたのでアシストに戻り、ログリッチェとポガチャルを見送ったあと、56秒遅れのステージ4位でフィニッシュはじつに立派

●ロペスの優勝インタビュー「標高2,000mを越えるこの登りが自分に合っているとわかっていた。ロズ峠のような大きく長い登りはコロンビアの家のそばにある登りに似ているからね」

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