クラーウアナスン、独走で2勝目。
夕べも今朝も頭痛なし。
ツール・ド・フランス第19ステージ、山岳ポイントは中盤の4級ひとつだけ、マイヨ・ヴェールと区間優勝の争いに特化したリエゾンステージ。「クレルモンフェランのTGV」ことレミ・カヴァニャ(クイックステップ)の単独逃げ、主にボーラが引くプロトンはタイム差を1分台にキープ。サム・ベネットは終始サガンをマーク、サガンがボトルを飲むときは自分も飲み、補給食を摂るときは同時に摂る徹底ぶり。
当初の逃げが吸収され集団がひとつになったのが残り36km、以降の飛び出しで新たに形成されたのは
ルーク・ロウ(イネオス)
サガン(ボーラ)
オリバー・ナーセン(AG2R)
サム・ベネット(クイックステップ)
デヴェナインス(クイックステップ)
ストゥイヴェン(トレック)
GVA(CCC)
トレンティン(CCC)
ジャック・バウアー(ミッチェルトン・スコット)
メツゲッツ(ミッチェルトン・スコット)
ニキアス・アルント(サンウェブ)
クラーウアナスン(サンウェブ)
この世界最高峰の12名、複数加わったチームも4つある。ゴールまで16kmの地点でボアッソンハーゲンら追走3名と1分50秒、メイン集団とは2分半差、逃げ切りの雰囲気濃厚となったこの局面でトレンティンがアタック! これをサガンとベネットが自ら脚を使って潰し、逃げ集団がいったん落ち着いた、そのタイミングでクラーウアナスン単独アタック!!
じつに不思議な瞬間であった。誰も追わない/追えないままスゥーーーっと差が広がって10秒、20秒。そのまま独走を続けるクラーウアナスン、残り1.8kmで並走するバイクカメラに「How much time? Time?!」と怒鳴る、1分と聞いて勝利を確信。今大会ステージ2勝目、チーム3勝目とはアストニッシング!
今晩これからの第20ステージ、なんもかんもが決まる36kmの山岳TT。総合はもちろんだが、山岳賞もアツい。ゴールのプランシェ・ドゥ・ベルフィーユはカテゴリー1級、この最後6kmの登坂タイム順で山岳ポイントが付与される(10、8、6、4、2、1)。山岳賞争いは現在、1位:カラパス(74)、2位:ポガチャル(72)でその差2ポイント、ジャージを守りたいカラパスは平坦部分を流し、最後の登りでシャカリキに踏んでこの区間だけポガチャルより速ければいいんじゃ? と思っていたところ、実際そのとおりであることが昨日の中継終了時のクリムラさん解説で判明。
また、活躍中の若手のうちTTに実績があるのがファンアールト、クラーウアナスン、ケムナ。一方で未知数なのがクスとヒルシだが、いずれにしてもこの過酷なコースでどこまでやれるのか注目。
ツール・ド・フランス第19ステージ、山岳ポイントは中盤の4級ひとつだけ、マイヨ・ヴェールと区間優勝の争いに特化したリエゾンステージ。「クレルモンフェランのTGV」ことレミ・カヴァニャ(クイックステップ)の単独逃げ、主にボーラが引くプロトンはタイム差を1分台にキープ。サム・ベネットは終始サガンをマーク、サガンがボトルを飲むときは自分も飲み、補給食を摂るときは同時に摂る徹底ぶり。
当初の逃げが吸収され集団がひとつになったのが残り36km、以降の飛び出しで新たに形成されたのは
ルーク・ロウ(イネオス)
サガン(ボーラ)
オリバー・ナーセン(AG2R)
サム・ベネット(クイックステップ)
デヴェナインス(クイックステップ)
ストゥイヴェン(トレック)
GVA(CCC)
トレンティン(CCC)
ジャック・バウアー(ミッチェルトン・スコット)
メツゲッツ(ミッチェルトン・スコット)
ニキアス・アルント(サンウェブ)
クラーウアナスン(サンウェブ)
この世界最高峰の12名、複数加わったチームも4つある。ゴールまで16kmの地点でボアッソンハーゲンら追走3名と1分50秒、メイン集団とは2分半差、逃げ切りの雰囲気濃厚となったこの局面でトレンティンがアタック! これをサガンとベネットが自ら脚を使って潰し、逃げ集団がいったん落ち着いた、そのタイミングでクラーウアナスン単独アタック!!
じつに不思議な瞬間であった。誰も追わない/追えないままスゥーーーっと差が広がって10秒、20秒。そのまま独走を続けるクラーウアナスン、残り1.8kmで並走するバイクカメラに「How much time? Time?!」と怒鳴る、1分と聞いて勝利を確信。今大会ステージ2勝目、チーム3勝目とはアストニッシング!
今晩これからの第20ステージ、なんもかんもが決まる36kmの山岳TT。総合はもちろんだが、山岳賞もアツい。ゴールのプランシェ・ドゥ・ベルフィーユはカテゴリー1級、この最後6kmの登坂タイム順で山岳ポイントが付与される(10、8、6、4、2、1)。山岳賞争いは現在、1位:カラパス(74)、2位:ポガチャル(72)でその差2ポイント、ジャージを守りたいカラパスは平坦部分を流し、最後の登りでシャカリキに踏んでこの区間だけポガチャルより速ければいいんじゃ? と思っていたところ、実際そのとおりであることが昨日の中継終了時のクリムラさん解説で判明。
また、活躍中の若手のうちTTに実績があるのがファンアールト、クラーウアナスン、ケムナ。一方で未知数なのがクスとヒルシだが、いずれにしてもこの過酷なコースでどこまでやれるのか注目。