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高級品のイメージ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 アタマがおかしいんじゃないだろうか? と思うのはサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」のCM。出演者に「今日はプレモルにしよう」と言わせているあれだが、売る方が自ら商品名を略してどうする。安物ならともかく、「プレミアムビールの理想を追求し、素材と製法に徹底的なこだわりをもって作った」製品をだ、「ザ」まで冠するほどの。

 買う方はどう呼んでもいい、長ければ省略してベンツでもヴィトンでも。しかしディーラーや店のスタッフは、いかなるときも決して省略せず「わたくしどもメルセデス・ベンツは」「わたくしどもルイ・ヴィトンは」と言うでしょうよ(←まぁどちらにも行ったことないんだけれど、たぶん)。「パテック」と略す時計屋からパテック フィリップは買いたくないし、「ドンペリ」と略すバーテンダーがいる店では飲まない方がいい。こうした様々な気遣いが百年積み重なってようやく醸成されるのが高級ブランドのイメージというもの、一流の品を扱う人々は、ここらへん一瞬でも気を抜いたらとたんに落ち目になることをよく弁えている。

 レクサス LFAのインプレッションでのジェレミー・クラークソンの名言

 「20万ポンドもするのに、ついてるのはレクサスのエンブレム!」

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