トレンチコートのボタン。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　バーバリーにライセンス契約を打ち切られた三陽商会の業績が不振だと、何度か日経が報じている。後継のマッキントッシュ・ロンドンの売れ行きも今ひとつで、新経営計画の策定も延期とのこと。

　自分のバーバリーのトレンチコートはライセンス物でなく本物だが（←あ、そうですか）、先日これを着てチンクエチェントに乗り込んだ際、お尻のあたりで「ブチッ！」と音がした。あわてて脱いで確かめたところ、後ろのプリーツ（注）を留めているボタンがブッちぎれており。さらによく見ると、強い力でボタンごと引っ張られたせいか、コート本体のボタンが縫い付けられていた部分に小さな穴が開いちゃってるじゃないの、Nooooooooo！

　ま、しかしだ。ここんとこのボタンなんてもうなにしろ、世界中でブッちぎられてるんだろうから、バーバリーに修理のノウハウがあるはず。本件、馴染みのデパートの担当者経由で聞いてもらったら「もちろん修理可能なるも、３〜４週間かかるとのことです」と。いちばん着たい季節だが、そうかといってこのまま着る気にはなれないので即発注。

（注）正式名称は「インバーテッド・プリーツ」。このボタンは馬や単車に跨る際に、脚捌きが楽になるよう外す　…クルマに乗るときもだったか！