“next Mario Cipollini”、カヴェンディッシュを下す。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　マン島超特急が負けた…　斜行なし、落車なし、なにもかもがクリアな文句なしのスプリント勝負でカヴェンディッシュが負けるとは。勝ったのは“next Mario Cipollini”ことアンドレア・グアルディーニ（ファルネーゼ・ヴィーニ）。

　ジロ・デ・イタリア第１８ステージ、最後の並びはゲラント・トーマス、カヴェンディッシュ、フェラーリ（アンドローニ・ジョカットリ）、グアルディーニ。カヴェンディッシュがゲラント・トーマスの左からかわす、その一瞬前に踏み始めたグアルディーニは右から、これがカヴの死角に入ったか、あるいは油断があったのか。いずれにしても、世界チャンピオンに一車身つけるとは恐るべき２３歳。ここで忘れちゃいけないのは、ファルネーゼ・ヴィーニにトレインは組めない、すなわちグアルディーニは単騎だったということ。いったいどこまで伸びるのか、今後の活躍がじつに楽しみ。