地銀異変。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　３０年一括借り上げ賃貸住宅オーナーの怨嗟の声が渦巻くなか、次はコインランドリーかな？と楽しみにしていたところ、シェアハウスときましたかそうですか。ノルマがきついからって書類を改竄して審査部を通す…　金融検査マニュアル無視とはやってくれるぜスルガ銀行！

　これに乗せられて借りたのはサラリーマンが多いらしいが、「平均で」１億円だというのに驚く。「３０年一括」のほうは土地が自分のものであるだけまだマシだが、シェアハウスは土地と建物両方借金で…　ふつうのリーマンが１億カブッたらまず終わり、でも大人同士がちゃんと契約書を交わしてるんだから、「騙された」とは言えないわけだよゴクローサン！

　本日の日経朝刊２面「迫真：地銀異変」。メガバンクが募った海外企業への協調融資案件につき、地銀の担当者は英語の決算書や契約書の内容を正確に分析・把握できないと。他の地銀の担当者に「リスクをどうみてますか」と感触を探ったところ、「メガバンク案件だから大丈夫じゃないですか」というので稟議書を起案したと…　「英語だからよくわからない」ままネーカー貸しちゃうのかよ、これまたゴクローサン！