SSブログ

一発免停(その2)、停止処分者講習。

 この2〜3日頭痛なし。

 検察庁での事情聴取のあと、以下が送られてくる。

(1)簡易裁判所より赤切符。裏面に(簡易)裁判をした裁判所名、年月日、裁判官氏名、罰金の金額が記入されている

(2)検察庁より罰金の納付書(振込用紙)

(3)県警本部交通部運転管理課より「行政処分呼出通知書」


 行政処分呼出通知書には、指定期日の午前8時30分〜午前9時10分までに出頭せよとあり、場所は同課の「大宮分室」。最寄駅は宇都宮線の土呂(とろ)… 行ったことはもちろん、聞いたこともない駅、こりゃスゲー!

 5時半起床、6時半に出かけ、池袋で湘南新宿ラインに乗り換えた。昼メシに困ってはいけないと大宮の駅弁屋に寄ると「牛肉どまん中」を発見、購入して土呂に着いたのが8時過ぎ。

 8時半少し前に大宮分室に着くとすでに受付は始まっており、呼出通知書と免許証を提出しつつ講習手数料12,600円を支払って「講習案内」の紙を受け取る。受付番号「018」、座席は同番号指定、講習開始時刻は9時00分とあるが、受付時間が9時10分までであることとの関係不明。

 冒頭、「個人情報保護の観点から講習中は名前でなく番号で呼ばれる」との説明があったが、ドラマで見る刑務所のようではなく「○○番のかた〜」というかんじであり、学校の授業のように当てられるわけではないので頻繁に呼ばれることもなし。スケジュールは

  9:00 オリエンテーション、運転適性心理検査
  9:40 座学(ルールとマナー)
 10:40 座学(ルールとマナー)
 11:40 考査(ルールとマナーから40問)
 12:10 昼休み
 13:10 シミュレーター(模擬運転検査)
 14:10 機械検査(視力、運転適性)
 15:20 点数制度について、講習終了証明書交付

 考査(テスト)はマークシート方式、「呼出通知書」には鉛筆またはシャープペンシルを持参するようあるが、消しゴムのことは書いていない(←テスト中、必要なら手を挙げると貸してくれる)。正誤形式38問、残り2問は3つの選択肢から合っているものを2つ答える。座学において、講師は「ルールとマナー」の教材から「重要な部分」だとして40箇所をひとつひとつ解説、それぞれに「ここは間違った問いで出たためしはありません」「ここは間違った文章で、こんなふうな問い立てで出るので気をつけてください」などと素晴らしく親切。

 1クラス30人(うち女性1人)、ほとんどが20〜30代と思われる。ヤバそうなやつとして、安田大サーカスのHIROそっくりの、軍服ファッションの若者と、ジャージの上下にサンダルで、ほとんど手ぶらで来たトボけたジイサン。ただ、進行妨害・迷惑行為や受講意欲に乏しい場合は講習無効あるいは講習成績が不良になる旨事前説明があることもあり、不適切な態度をとる受講者はなし。

 結果、全員「優」で講習終了、免停期間は29日短縮されて1日間となった(翌日午前0時から運転可)。終了証明書をもらい、下端部分の誓約書(1日間運転しない、運転した場合無免許運転となって罰せられることに同意する)に署名捺印して切り離し、受付で免許証と交換。


 事前段階では、こんなのどうせロクなもんじゃないんだし、受講せずマトモに30日間乗らないで過ごそうかとも考えた。しかし実際には、講師から非人間的な扱いを受けたり、エラソーなノーガキを垂れられたりすることもなく、ぜんぜんヤな感じではなかった。ということでこの講習、ぜひとも受けて免停期間の短縮を図りたい(←そうなのかよ!)。難点は場所がウチからだと行きづらいことだけ、秩父の人なんかでも土呂でやるのだろうか?

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感