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ツール・ド・フランス第1ステージ、前代未聞のアクシデント。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 閉まった踏切に選手が足止めを食らったのは見たことがある。また、風船式の簡易アーチの空気が抜けてコースを塞いだのを、選手がきわどくかわして行ったのも見たことがある。しかし、ゴールのアーチにチームバスの屋根がつっかえて身動きが取れなくなるという、夕べのツール・ド・フランス第1ステージは前代未聞。しかもその時プロトンはゴールまで15㎞の地点、あと20分でなんとかしなければならないとしたら!

 この大混乱のステージを制したキッテル(アルゴス・シマノ)、インタビューに答えて曰く、バスが事故ったことも、ゴール地点が3㎞手前に変更されたことも、結局当初のゴール地点に戻されたことも、まったく知らずにもがいていたとは恐るべし。

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