SSブログ

国宝「金錯銘鉄剣」(きんさくめいてっけん)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日、さきたま古墳公園とさきたま史跡の博物館に行ったのは、後者が改装工事で来月から半年間休館となるため。目当てはもちろん国宝の「金錯銘鉄剣」、我が家でこの分野に興味があるのは自分と大2の次女だけなので2名で往訪。ものすごいものを見てシビれ、あまりの感動に言葉を失う様を「雷に打たれた」と表現するが、まさにそれ。5世紀末の稲荷山古墳から出土したものだが、ほかにも画文帯環状乳神獣鏡、ヒスイの勾玉、帯金具、辻金具、馬装金具、工具など一連の副葬品がぜんぶ国宝、いずれも意匠・出来栄えがめちゃくちゃカッコイイ!

 鉄剣に金象嵌で記された文章の骨子は、筆者ヲワケが警備隊長として、ワカタケル大王(雄略天皇)の朝廷に支えて天下を治める事業を補佐してきたことを書き残したい、というもの。ここで面白いと思ったのは、ヲワケが自分の遠い祖先としてオホヒコの名前をまず挙げ、そこから自分に繋がるまで代々の名前を列挙していること。家系・系譜… キミにとって重要なのはソコなのね!

 これら鉄器のほか土器や埴輪の展示も見たあと、古墳公園を散策して稲荷山を含む古墳をいくつか眺めたり登ったり内部に入ったりして大満足。博物館売店で鉄剣文字入り箸やクリアファイルを購入、公園最寄りの観光物産館さきたまテラスでわたぼくソフトクリームを食す。

 帰宅中の車内で思う、稲荷山古墳は西暦400年代だが、オレのブルガリのモネーテ リングのウァレンティニアヌス1世は、これよりさらに100年も前だとは!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。