映画「探偵はBARにいる」が見に行けない。

　夕べも今朝も頭痛なし。
　
　１ヶ月断酒するには、文字通り万難を排する必要がある。飲まないことだけに集中し、余計なことはなにもしない。仕事は落ち着いていて、出張や会合が入らないであろう時期。私生活も落ち着いていて、誕生日や旅行などのイベントがなく、祝儀・不祝儀がなかろう時期を選ぶ。これまでやってきたことに一区切りつけたりせず、新しいことを始めたりもしない。誰も誘わず、誰からも誘われず、街場に出かけるなどもってのほか。酒のCMになればチャンネルを変え、”AVANTI”は聞かず、ハードボイルドは読まない。

　よって、映画「探偵はBARにいる」は見に行けない。本当は、今月１０日に封切られてすぐ行きたかったが、いくらなんでもそれはヤバい。あまりにヤバすぎる、とんでもない危険行為である。せめて、買っておいてある前売り券が無駄にならないよう、来月初まで上映されますように。