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リハビリのさじ加減。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 気付かないうちに、骨折手術から丸2年が経っていた。このブログをちゃんと見返せばはっきりするんだが、たしか10月9日だったか? 今では日常生活において、骨折したことを意識することはほぼなくなった。よくぞここまで… というのも、大腿骨頸部骨折というのはあとで聞くと、うまく治らないケースが多いのだとのこと。お年寄りの場合はリハビリをする気力がなくて寝たきりになり、若い人の場合は「こんなじはずじゃない」「もっとできる」とやりすぎて悪くしてしまうのだと。ことほど左様にリハビリは、適度に一所懸命やる、そこらへんのさじ加減がむずかしい。

 そうかといって自分の場合、退院したとき医者が何にも言わないから、え?おれ今後「リハビリルーム」みたいなとこに週2回くらい通うようじゃないの、と思ったら「エレキさんね、ああいうとこは寝たきりになりそうなお年寄りが通うところだから。あなたにリハビリルームは、必要なーし!」と人差し指でドーンと、喪黒福造ばりに言い切られた。じゃあどうしたのかといえば最初はもちろん松葉杖をついて、10㎏なら10㎏の荷重制限を守って地味〜にウチのなかを歩き回ると。何ヶ月もかけて徐々に荷重を増やし、松葉杖がとれて一本杖になり、ひたすら歩いてそのうちようやくエアロバイクに… この気の遠くなる過程を、しかもうまい加減でもってやり切ったものだジーザス・クライスト。

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