ビジョンの問題。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　先週木曜日の晩、今年最後で馴染みのバーに行く前に、国立博物館の「エルメス展」を見た。撮影自由ということでGRD4を持って行ったのだが、帰宅して写真を見るとちゃんと撮れているのがほとんどない。会場が全体的に暗く、ピンポイントでライトアップされ、展示物が中空に浮いていたりガラスケースの中だったりと、シロウトには過酷な条件ではあったのだがそれにしても。

　昨年ジロ・デ・イタリアに行くのをきっかけに買ったこのカメラ、上手くなりたい気持ちはあるんだけれど、これじゃ宝の持ち腐れだ。普段からもっと持ち歩いてどんどん撮ればいいような気もする一方、「こういう写真が撮りたいんだ！」というビジョンがないんだからどうしようもないでしょうと。←ここらへんはギターといっしょで、弾くのは好きだけれど「こういうスタイルでいきたいんだ！」というビジョンがないのであれば、いつまでたっても好きな曲をコピーし散らかしておしまいでしょうと。

　そういえば学生の頃、吉祥寺の馴染みの雀荘で新聞屋のウエちゃんに「おまえの麻雀はビジョンがないよ、ビジョンがよ」とよく言われたな。