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フィンランドに関するアニメーションと言語の正しい組み合わせ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 大学入試センター試験に関連し、ムーミンがフィンランドを舞台にしていることが話題になっているのを知り、こういうことはきちんと原典に当たるべきと日曜の日経を見返した。地理B、第5問の問4、まず例示でスウェーデンのアニメーションとして「ニルスのふしぎな旅」、その横に「それ、いくら?」を意味するスウェーデン語がイラストとともに書いてある。

 続いて問題、「ムーミン」と「小さなバイキングビッケ」、「いくらですか?」を意味する2つの言語、それぞれフィンランド(語)またはノルウェー(語)であるので、フィンランドに関するアニメーションと言語の正しい組み合わせを答える。

 ムーミンの作者トーべ・ヤンソンがフィンランド人であることを知らなかったとしても、ビッケはバイキングなんだから。ビッケを読んだり見たりしたことがなくてもタイトルに「バイキング」とあるんだから、これがバイキングの国ノルウェーの話であることは明らかである。

 言語のほうは勘も働かせなければならないが、「Paljonko se maksaa?」のほうの「j」と「k」の使い方がなんとなくユハ・カンクネンに通じる雰囲気だし、添えられているイラストはトナカイじゃないのかこれ? だったらトナカイ→サンタクロース→フィンランド、こんなもんサービス問題じゃねぇか! これを間違えたっつー学生はゴクローサン、ニルスとかビッケとかカッレくんとか大草原の小さな家とかメアリーポピンズとかに触れることのない貧しい少年少女時代を送るとそういうことになるのかなぁ。

 すると本件に新たな展開、そもそもムーミンの舞台は「ムーミン谷」であると。作中、ムーミン谷がフィンランドであるとは書かれていないので、これは出題ミスではないかとの指摘がなされているとのこと、面白くなってきた!
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