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「拗ね者」の晩年。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨晩、元木昌彦「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)を読了。山口瞳、大川慶次郎、寺山修司、大橋巨泉、色川武大など競馬つながりで親交のあった人々のエピソードのなかに、本田靖春の話もあった。糖尿病のため晩年は片目を失明、もう片方もほとんど見えていなかったこと、壊疽により両脚を切断していたことを初めて知った。著者が病院に見舞いに行ったのが2003年の日本ダービー当日、ネオユニヴァース(鞍上デムーロ)の勝利をいっしょにテレビで見たのが最後だったとのこと。

 本日午前中、サイボクからホームセンターに向かって運転しながら夕べ読んだ↑を思い出し、それにしても両脚をなくして車椅子で生きるというのは想像を絶するな、と思いながらインター裏の工業団地のあたりで赤信号で停止した。すると、歩道に車椅子のおじさんがいて、路肩に生えている背が高くなった雑草をむしっていたのだが… 見るとはなしに見たらおじさんの両脚がなかったので背筋がビリッときた。

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