カシミアのマフラーにイタリアンシャツ。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　主人公は若くて自由、仕事もテキトーに遊び歩いている。タフでクールでヒューマンタッチな、まともな暮らしが苦手だと誰もに言われてる男。

　ところで、なにしろ驚くのはだ。↑のごとき能天気な「Happy Man」、これからロックの世界で身を立てていこうというアスピリン片手の若造がなんと、カシミアのマフラーにイタリアンシャツを着ているということ。いいですか、１９８２年当時の我が国で！　「ただのスクラップにはなりたくない」と叫んだ佐野元春、このとき２５歳。