テレビ東京「土曜名馬座」。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　こないだの鍼灸治療の際に先生が、仲村トオルが競走馬を紹介するミニ番組ご存知ですか？ とおっしゃる。何時５０何分とかにやる３分程度の、局も曜日も定かではないがこれまで何度かでくわしたこの番組、過去の名馬を有名アスリートに例えて紹介するのだと。競馬には特段興味がない先生、先日のこの番組に登場した競走馬はもちろん覚えていないが、引き合いに出されていたのがなんとマルセル・キッテルだったという…

　↑即座にクエスチョンマークがいくつも点滅するこの話、馬を人間に例えるコンセプトがとりあえず意味不明。競馬がそもそも一般ウケしないところ、比較対象に挙げたのがこれもマイナーな自転車ロードレースって…　キッテルがスプリンターだから短距離馬？ だとしたらいかにも短絡的。スプリンターだって山岳もこなし、全行程を走破しつつゴール前の競り合いに挑むのであって、距離別にレースが分かれている競馬とは違う。いずれにしても、帰宅してから検索してみることに。


　テレビ東京「土曜名馬座」毎週土曜日21:55〜21:58、２月１日の放送はEPISODE.122「１cm差のバトル」。紹介された名馬はフラワーパーク、するとこれは１９９６年のスプリンターズSのことだろう。エイシンワシントン（熊沢）をハナ差おさえて優勝したフラワーパーク（田原）だが、これをリム差でステージ優勝を決めたキッテルの、そこだけ切り取って例えたのだとしたら、それはぜんぜん違うでしょうよ。

　一方で、この番組がもう百回以上やっていること、なのに自分はこれまで一度も遭遇しなかったことに軽く驚いた。なお、改めて同レースの決勝写真を見ても…　同着としか思えないのはオレだけではないはず。