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今頃になって船戸与一。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 短編集「新宿・夏の死」しか読んだことなかった船戸与一、今頃になって思い立ち、年代順に読み進めている。デビュー作「非合法員」はまぁともかく、「山猫の夏」→「猛き箱舟」→「砂のクロニクル」と読了したところ… なんじゃいコレは、どれもこれも傑作じゃねぇか!!

 大藪春彦を夢中になって読んでいた高校生の頃を思い出す、しかし同センセイほど銃器や車輌に凝りまくっているわけではないので、リズムに乗ってどんどん読み進めればいい。戦争、革命、成り上がり、裏切り、没落、復讐。かかる過程で重要と思われた登場人物があっさり死んでいく、こういう展開が大好きなタランティーノが映画化すればハマるの間違いなしと思料。

 マイクル・コナリーの新作にして別シリーズ「レイトショー」で一休みしたあと、次に取り組むのはいよいよ「蝦夷地別件」。

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