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本日のクス、最強説。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ、3級→3級→1級→1級を越え、最後はアングリルの山頂ゴール。

 その「魔の山」の登り、鉄壁のユンボ・トレインはヘーシンク→ヴィンゲゴー(23歳、デンマーク)→クスと繋いでいく(間にいたはずのジョージ・ベネットは知らないうちにいなくなっていた)。一方でカラパスは早々にアシストが売り切れ、他チームもウラソフ(アスタナ)、ヒュー・カーシー、マス、ダン・マーティンとエース単独に。勾配20%、今年は無人の静かなコースをいくメイン集団、まずは残り3.6km地点でマスがアタック。これを目掛けてカラパスが2.1km地点で踏み込むと、なんとログリッチェが付いていけない! 最後は1.2kmでヒュー・カーシーがアタック、←この瞬間アウターにかけたとは恐るべし、そのまま独走でステージ優勝。

 16秒遅れのステージ4位でフィニッシュしたカラパス、ログリッチェはさらに10秒遅れてゴール。この結果マイヨ・ロホは再びカラパスに、総合2位:ログリッチェ(10秒)、3位:ヒュー・カーシー(32秒)、4位:ダン・マーティン(35秒)、5位:マス(1分50秒)、6位:ポエルス以下は5分以上。


●みんながインナーローで回している激坂で、ひとり段違いに重いギヤをダンシングで踏むヒュー・カーシー。上体を左右にブンブン振って、ひと昔まえの選手のような26歳・イギリス、メジャー・ウィンは昨年のツール・ド・スイス第9ステージ

●この日最強だったのは間違いなくセップ・クス。いつものように涼しい顔でプロトンを牽引、勝負所でアタックがかかったあとは遅れ気味のエースに付き添う。もし脚を緩めなかったら、この伝説の山を制覇していたかも

●ゴール以外の4つの山岳ポイントを全て1位通過したギョーム・マルタン(コフィディス)、マドリードでの山岳ジャージ着用に大きく前進

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