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大混乱のツール第3ステージ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第3ステージ、平坦、後述のとおり落車が続いた大混乱のレースのしめくくり、ゴール前2kmからレース先頭で、マイヨ・ジョーヌがアルペシン・トレインを引く。残り500mでリカールトが外れ、あとは最終発射台ジャスパー・フィリプセンからメルリール。これに続いてユワン、サガン、ブアニ、バッレリーニ、コルブレッリの並びで残り150m、ユワンがハスッて壮〜絶に落車、サガンも巻き込まれて転倒。

 レースは見事メルリールが制し、今年のジロ第2ステージに続くグランツール2勝目。2位フィリプセンでアルペシンがワンツーフィニッシュ、後ろでマチューがガッツポーズをしながら7位入線、格下のUCIプロチームながら連日大活躍!


●レース序盤の145km地点、ゲラント・トーマスが落車。アシスト3人でメイン集団に戻したが、後報では右肩の脱臼。この落車に巻き込まれたロベルト・ヘーシンクは鎖骨骨折でリタイヤ

●位置取り争いが激しさを増す残り10km、コルブレッリとハンドルが絡んでログリッチェが落車。アシストが牽引するもプロトンに戻れず、1分21秒遅れでフィニッシュ、総合順位を前日の4位から20位(+1分35秒)に大きく落とす。そういえばこの男、第1ステージのあとローラー踏んでる映像で「あれだけの落車に巻き込まれないで済んだら逆に不吉、あとでなにがあるかわかんない。いやー今日落車しといてヨカッタ、ラッキー! イェーイおれ、ツイてるぜ!!」とはしゃいでいたシーンあり

●残り4km地点、デマール、ジャック・ヘイグ、ポガチャルらが落車。デマールはスプリントに参加できず、バーレーンのエースは鎖骨骨折でリタイヤ。ポガチャルはアシストのサポートでこの日の遅れを26秒に留めた

●この結果総合はマチュー以下、2位:アラフィリップ(+8秒)3位:カラパス(+31秒)、4位:ファンアールト(+31秒)、5位:ケルデルマン(ボーラ、+38秒)、6位:ポガチャル(+39秒)  18位:G(+1分7秒)

●ユワンは起き上がることができず、救急車に乗せられてリタイヤ(完走扱いで翌日DNS)。右鎖骨が4つにバラバラになったとのことだが、手術を受けてブエルタに備える(!)との由

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