ロレックスマラソン。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　かねてから噂には聞いていた「ロレックスマラソン」、このリデキュラス極まりない事象が日経の記事になった。今週水曜から上中下の力作、記者（２５歳）自らも１００回以上通ったとのこと（笑）。

　ゴールド、プラチナ、ダイヤ入りモデルは別として、ロレックスというのは実用時計であって定価はじつにリーズナブルである。自分も、エクスプローラーかGMTマスターが定価なら買ってもいいかと思い、馴染みのデパートの担当者に打診してみたことがある、列に並んで２年くらい待てば買えますか？と。じつに困った先方が言うには、列に並ぶどころか、そうしたお話をつなぐこともできないのですと。

　このデパートの６階にロレックスがあって、ヤなかんじなので一度も入ったことはなく距離を置いて見ているだけだが、最近はもう店内のショーケースはほとんど空っぽで、なんだか異様な雰囲気である。どんな商売しようが勝手だが、それは路面店でやれよと。テナント料払ってりゃいいってもんじゃない、一流デパートに出してる店舗でケースがスカスカ、店員は木で鼻をくくったような対応しかしないんなら、迷惑だから撤退しやがれ。

　記事の締めくくりに、時計ジャーナリストの評として、人気の過熱ぶりに「転売ヤー」の標的にもなったロレックスは「世界一気の毒なブランド」だと。じつに面白く読んだこの３日間のビジネス面、Nextストーリー「ロレックスに走る人びと」。