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墓前に報告。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 お盆で墓参り、といってもウチのお墓は歩いて2分のすぐそこなので、なんら特別感はなし。

 たとえば、事件・事故に巻き込まれて亡くなった被害者の遺族に対し、裁判が一区切りついたタイミングなどでレポーターが「墓前にどう報告されますか」なんて聞いているシーン。あるいは、オリンピックでメダルを獲った選手の親やコーチが直前に亡くなっていた場合などで、レポーターが「墓前にいい報告ができますね」なんつってるシーン、こういうのがまったく腑に落ちない。亡くなった人たちは閉じ込められるように墓の中にいて世の中で起きていることはなにもわからず、墓参に訪れた者が「報告」して初めてそれを知る、だなんてそんなことはないでしょう。自分の感覚では、亡くなった人たちは常に周りの中空にフワフワといてわれわれのことを見ているので、裁判の結果やメダル獲得のことは報告されるまでもなくもう知っているのである。そんなこと当然じゃないか。

 ↑は(日本人には)普遍的な感覚だと思っていたけれど、そうでもないのだろうか? それともレポーターの言う「墓前に報告」はテレビ的紋切り型の言い回しなのか。「うれしい悲鳴」「ますます目が離せない」みたいな、頭の悪さ丸出しの。

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