エヴェネプール、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュを制す。

　夕べも今朝も頭痛なし、心房細動なし。

　第１０８回リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、ディフェンディングチャンピオンのポガチャルが婚約者の母親が亡くなったために欠場。１１名の逃げ、集団とのタイム差は３分前後で推移。残り６０km、下り区間のスピードが乗ったところでプロトンに集団落車発生、路肩下深くに落ちたアラフィリップに駆け寄ろうとするバルデ（DSM）。優勝候補筆頭だった世界チャンピオンはこれでリタイヤ、後刻肩甲骨と肋骨２本の骨折および肺虚脱が判明。

　残り３０km、「コート・ド・ラ・ルドゥット」の登りでエヴェネプール（クイックステップ）が単独アタック！　ものすごいキレのよさに誰もついていけず、当初の逃げ集団から一人生き残っていたアドミライル（FDJ）に合流してゴールを目指す。プロトンはきれいに回れず追いきれないところ、残り１５kmでアドミライルをチギったレムコ、そのまま独走でゴール。２２歳で母国のモニュメントを制す、これでエディ・メルクスにも認めてもらえる？