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ティボー・ピノー、有終の美を飾る。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール第20ステージ、2級→2級→2級→3級→1級→1級と越え、ゴールまで8kmは平坦。10名前後の逃げに対し、UAEが引く集団はタイム差を1分にコントロール、これはポガチャルでステージを取る意思表示か。3つの2級を1位通過したチッコーネ、次の3級はガッツポーズで先頭通過、これで山岳ジャージを確定させた。いずれの山頂ポイントもスケルモース(22歳、デンマークチャンピオン)が先導、素晴らしいアシストぶり。

 一つ目の1級山岳プチ・バロン、逃げ集団から単独アタックしたティボー・ピノー、これが現役最後のツール。はるか手前から山頂まで、自身を応援するファンで埋め尽くされたコースを単騎駆け上がる映像に涙。

 最後の1級の上り、バルギルとピドコックがピノに追いついて逃げは3名。しかし集団からアタックしたポガチャルにヴィンゲゴーとフェリックス・ガル(AG2R、総合8位)が反応、この追走3名が前を追い越してレース先頭に。山頂を越えた平坦区間で牽制に入ったところにイェーツ兄弟が追いついてきて5名でゴール前、エースに区間を取らせるべくアダムが先頭を引く。残り200mの最終右コーナー、インサイドから先に踏み込んだヴィンゲゴーだが、これをブチ抜いて雄叫びを上げながらポガチャル見事ステージ優勝。敢闘賞はもちろんピノ、表彰式で巻き起こる大声援、いやぁもうお腹いっぱいだ!


●まだ落ち着かないレース序盤、アタックと吸収を繰り返しているうちに図らずも逃げ集団に残ってしまったヴィンゲゴー。バルギル先輩に親指で後ろのメイン集団を指し示されながら、「お前がここにいると迷惑だから下がれ」と怒られるシーンあり

●落車して血だらけで帰ってきたセップ・クス、ゴール地点で心配そうに駆け寄った長身の白サマースーツ男はトム・デュムラン!

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