コンタドール、ダブルツールまず一冠目。
夕べも今朝も頭痛なし。
今回やってみてわかったが、ジロとダービー両方を追うのは無理！
日曜日、コンタドールの総合優勝で幕を閉じたジロ・デ・イタリア、前日の第２０ステージは今大会のチマ・コッピ、フィネストレ峠を越え、セストリエーレへの上りゴール。後半部分は未舗装路になるチマ・コッピの上り、単独先頭のザカリン（カチューシャ）を追うかたちでメイン集団からミケル・ランダがアタック！ これを追わないコンタドールだが、しばらく後にアルがアタックしたのも追わない… いや、追えなーい！ 後報ではこのとき、軽い脱水症状になっていたとのことだが、ザカリンをかわしてレース先頭に立ったランダに対し、山頂通過時点で１分半の遅れ。
マリア・ローザを守りきれるのかドキドキしながら見ていると、なんとゴールへの上りに備えてランダを下げ、アルを引かせるのかよ！？ 山岳ジャージに手がかかり、そのまま行けばステージも取れるランダをわざわざ下げるなら、なぜチマ・コッピでアタックさせたのか。サッシャもクリムラさんも、見ているこっちも？？？、国際映像はアスタナのチームカーに乗る監督を再三アップで捉える。後報では、あくまでもエースはアル、コンタドールが遅れたことでアルでマリア・ローザを奪回すべく万全を期したとのこと。最終局面で単独アタックしたアルがステージ優勝を決めた一方、コンタドールは持ちこたえて首位を守った。チームとして今大会ステージ５勝、総合２位・３位および新人賞ジャージ獲得ですけどなにか？とはディレクター談、しかしもうひとつ腑に落ちないアスタナの戦略。なおこの結果、山岳ジャージは棚ボタでヴィスコンティが守ったかたちに。
最終日の第２１ステージはミラノゴール、ポイント賞ジャージ「マリア・ロッソ・パッショーネ」だけがこの日決まる。前日までのポイントはニッツォーロ（トレック）、サッシャ・モドロ（ランプレ）、ヴィヴィアーニ（スカイ）の順だが、第１中間スプリントポイントを前にして４位のジルベールがアシスト２名を連れてプロトンから飛び出した。これについて行ったランプレのリケーゼ、モドロのためにジルベールの１位通過を阻止すべく競るのかと思いきや４人の先頭交代に加わったばかりか、ポイント地点前ではなーんにもせず２番手で通過してジルベールから親指を立ててもらうという… 「もう、昨日からなんなんだジロ！」「リケーゼは来期BMC？」とサッシャが叫んだとおり見ているこっちも？？？ 後刻集団に吸収された際、ニッツォーロにがっつり頭突きをくらったアルゼンチン人、かかる行動の真意はいまだ不明。
ミラノ周回コースに入ってプロトンから抜け出したルーク・ダーブリッジ（オリカ・グリーンエッジ）とイーリョ・ケイセ（エティクス・クイックステップ）の２人はなんと逃げ切り濃厚、というのもニッツォーロのジャージを守りたいトレックはあえてこの２人を追わず、１・２位ポイントを潰してもらおうと集団を流し引き。ケイセがサシの勝負を制し、コンタドールがジロ２回目の総合優勝を決めた（本人が立てた指は３本）。いずれにしても、皐月賞を勝たずして二冠馬にはなれないように、ジロを勝たずしてダブルツールは成し遂げられないのである。
なお表彰式で、ニバリ、キンタナと２年続いた「ピンクの玉座」が取りやめになっていたのにはホッとした（笑）。
今回やってみてわかったが、ジロとダービー両方を追うのは無理！
日曜日、コンタドールの総合優勝で幕を閉じたジロ・デ・イタリア、前日の第２０ステージは今大会のチマ・コッピ、フィネストレ峠を越え、セストリエーレへの上りゴール。後半部分は未舗装路になるチマ・コッピの上り、単独先頭のザカリン（カチューシャ）を追うかたちでメイン集団からミケル・ランダがアタック！ これを追わないコンタドールだが、しばらく後にアルがアタックしたのも追わない… いや、追えなーい！ 後報ではこのとき、軽い脱水症状になっていたとのことだが、ザカリンをかわしてレース先頭に立ったランダに対し、山頂通過時点で１分半の遅れ。
マリア・ローザを守りきれるのかドキドキしながら見ていると、なんとゴールへの上りに備えてランダを下げ、アルを引かせるのかよ！？ 山岳ジャージに手がかかり、そのまま行けばステージも取れるランダをわざわざ下げるなら、なぜチマ・コッピでアタックさせたのか。サッシャもクリムラさんも、見ているこっちも？？？、国際映像はアスタナのチームカーに乗る監督を再三アップで捉える。後報では、あくまでもエースはアル、コンタドールが遅れたことでアルでマリア・ローザを奪回すべく万全を期したとのこと。最終局面で単独アタックしたアルがステージ優勝を決めた一方、コンタドールは持ちこたえて首位を守った。チームとして今大会ステージ５勝、総合２位・３位および新人賞ジャージ獲得ですけどなにか？とはディレクター談、しかしもうひとつ腑に落ちないアスタナの戦略。なおこの結果、山岳ジャージは棚ボタでヴィスコンティが守ったかたちに。
最終日の第２１ステージはミラノゴール、ポイント賞ジャージ「マリア・ロッソ・パッショーネ」だけがこの日決まる。前日までのポイントはニッツォーロ（トレック）、サッシャ・モドロ（ランプレ）、ヴィヴィアーニ（スカイ）の順だが、第１中間スプリントポイントを前にして４位のジルベールがアシスト２名を連れてプロトンから飛び出した。これについて行ったランプレのリケーゼ、モドロのためにジルベールの１位通過を阻止すべく競るのかと思いきや４人の先頭交代に加わったばかりか、ポイント地点前ではなーんにもせず２番手で通過してジルベールから親指を立ててもらうという… 「もう、昨日からなんなんだジロ！」「リケーゼは来期BMC？」とサッシャが叫んだとおり見ているこっちも？？？ 後刻集団に吸収された際、ニッツォーロにがっつり頭突きをくらったアルゼンチン人、かかる行動の真意はいまだ不明。
ミラノ周回コースに入ってプロトンから抜け出したルーク・ダーブリッジ（オリカ・グリーンエッジ）とイーリョ・ケイセ（エティクス・クイックステップ）の２人はなんと逃げ切り濃厚、というのもニッツォーロのジャージを守りたいトレックはあえてこの２人を追わず、１・２位ポイントを潰してもらおうと集団を流し引き。ケイセがサシの勝負を制し、コンタドールがジロ２回目の総合優勝を決めた（本人が立てた指は３本）。いずれにしても、皐月賞を勝たずして二冠馬にはなれないように、ジロを勝たずしてダブルツールは成し遂げられないのである。
なお表彰式で、ニバリ、キンタナと２年続いた「ピンクの玉座」が取りやめになっていたのにはホッとした（笑）。
日本ダービー観戦記。
夕べも今朝も頭痛なし。
昨日は昼過ぎにウチを出て、２時前に東京競馬場に着くと予想していたとおりとてつもない人出で、スタンドに入るのはぜんぜん無理。午前中PATから投票したのとは別に、現金でドゥラメンテの単勝を１万円買って内馬場へ。
雨予報はどこへ行ったのか、それにしても暑かった。発馬ゲートのちょっとゴール寄りで待ち、スタンドを埋め尽くす１０万人以上の観衆が大歓声を上げるのを、コースを挟んだ反対側から眺めるのはなんとも不思議な気分。ゲートが開いて、ドゥラメンテが出遅れなかったのは生で視認した。そのあとは終始、ターフビジョンを仰ぎ見て。中団前目につけたこと、その位置はリアルスティールよりだいぶ前だったこと、1000m通過タイムが５８秒８で速い！と思ったことは覚えている。対面のスタンドのどよめきが次第に大きくなって４コーナー回って直線、前にいた馬をぜんぶブチ抜き残り300mで早め先頭に… いやぁ、そこからが長かった！ 白い帽子と緑の帽子、同じサトノの勝負服が追いすがってくる、まだかまだかまだか、ゴール板はまだなのかぁっ！
ウイニングランのときにスタンドから起こった「ミルコ・コール」を聞きながら内馬場をあとにした。府中本町の駅につながる専用空中通路の両側に貼ってあった歴代ダービー馬の写真、来年はウチの馬がここに加わるんだねと言いながら電車に乗り、スマホで競馬サイトを見たらあんまりびっくりして、車内なのに「ダービーレコードなのぉ？」と大きな声が出てしまった。
途中、所沢西武でヴーヴ・クリコを買って帰宅して、録画しておいたうちまずNHKのを見た。追いすがられたように現場では見えたのに、実際は影をも踏ませぬ圧勝じゃねぇか！ 続いてフジの録画を見たらゴール前で青嶋、言葉に詰まってぜんぜん実況できてないでやんの。同窓会に出席していてradikoでラジオNIKKEIを聞いていた妻は、道中ほとんどドゥラメンテの名前がコールされなくてやきもきしたらしい。
馬券は… なんであんまり儲かってないの！ 的中したのは190円ついた単勝を１万円、馬単６点流しを500円、三連単１着固定・相手７頭４２点を100円。これ以外に買った余計な馬券（？）はリアルスティールへの馬単５千円、三連単フォーメーション：２着・３着サトノクラウン・リアルスティール、３着ほか５頭１２点を500円、サトノ・リアルが両方トンだ場合の三連復お楽しみ馬券４５点100円。32,700円購入して、払戻は45,860円。これしか浮いていないとは、結果４着に終わったリアルスティール、おさえないわけにはいかないものの配分がまずかった。なお、↑のほかに現金分の単勝１万円あり。
ま、ちょっと。いずれにしても、これでいったん落ち着こう。
昨日は昼過ぎにウチを出て、２時前に東京競馬場に着くと予想していたとおりとてつもない人出で、スタンドに入るのはぜんぜん無理。午前中PATから投票したのとは別に、現金でドゥラメンテの単勝を１万円買って内馬場へ。
雨予報はどこへ行ったのか、それにしても暑かった。発馬ゲートのちょっとゴール寄りで待ち、スタンドを埋め尽くす１０万人以上の観衆が大歓声を上げるのを、コースを挟んだ反対側から眺めるのはなんとも不思議な気分。ゲートが開いて、ドゥラメンテが出遅れなかったのは生で視認した。そのあとは終始、ターフビジョンを仰ぎ見て。中団前目につけたこと、その位置はリアルスティールよりだいぶ前だったこと、1000m通過タイムが５８秒８で速い！と思ったことは覚えている。対面のスタンドのどよめきが次第に大きくなって４コーナー回って直線、前にいた馬をぜんぶブチ抜き残り300mで早め先頭に… いやぁ、そこからが長かった！ 白い帽子と緑の帽子、同じサトノの勝負服が追いすがってくる、まだかまだかまだか、ゴール板はまだなのかぁっ！
ウイニングランのときにスタンドから起こった「ミルコ・コール」を聞きながら内馬場をあとにした。府中本町の駅につながる専用空中通路の両側に貼ってあった歴代ダービー馬の写真、来年はウチの馬がここに加わるんだねと言いながら電車に乗り、スマホで競馬サイトを見たらあんまりびっくりして、車内なのに「ダービーレコードなのぉ？」と大きな声が出てしまった。
途中、所沢西武でヴーヴ・クリコを買って帰宅して、録画しておいたうちまずNHKのを見た。追いすがられたように現場では見えたのに、実際は影をも踏ませぬ圧勝じゃねぇか！ 続いてフジの録画を見たらゴール前で青嶋、言葉に詰まってぜんぜん実況できてないでやんの。同窓会に出席していてradikoでラジオNIKKEIを聞いていた妻は、道中ほとんどドゥラメンテの名前がコールされなくてやきもきしたらしい。
馬券は… なんであんまり儲かってないの！ 的中したのは190円ついた単勝を１万円、馬単６点流しを500円、三連単１着固定・相手７頭４２点を100円。これ以外に買った余計な馬券（？）はリアルスティールへの馬単５千円、三連単フォーメーション：２着・３着サトノクラウン・リアルスティール、３着ほか５頭１２点を500円、サトノ・リアルが両方トンだ場合の三連復お楽しみ馬券４５点100円。32,700円購入して、払戻は45,860円。これしか浮いていないとは、結果４着に終わったリアルスティール、おさえないわけにはいかないものの配分がまずかった。なお、↑のほかに現金分の単勝１万円あり。
ま、ちょっと。いずれにしても、これでいったん落ち着こう。
