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池袋ウエストゲートパークXII 西一番街ブラックバイト。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 本日、鍼灸治療。麻の半袖シャツに麻のズボンで出かけたけれど、どうにも暑かった。ただ、今年の夏は体調良好、今のところぜんぜんヤラれていないのが素晴らしい。

 帰りに池袋西武の地下、旧LIBROに寄ると、いい場所にずどーんと平積みになっていたのが「池袋ウエストゲートパーク」の新刊。石田衣良の出世作であるこの作品も、もう「XII」なのかとしみじみ。西一番街の果物屋の息子、主人公のマコトは持ち込まれるトラブルをいつも見事に解決していくがそれもそのはず(?)、高校時代の親友がストリートギャングの「キング」、中学の同級生が池袋有数のヤクザの幹部、昔近所に住んでいた幼馴染みのお兄ちゃんがいまでは池袋署の署長、切り札をこれだけ持っていればこの街でできないことはないだろう。

 それはともかく、この小説の魅力は、古今東西のハードボイルド小説同様、主人公のやせ我慢と減らず口。そして各話で取り上げられるその時々の風俗や社会問題、今回は「ユーチューバー」「整形」「ブラックバイト」ときたもんだ。

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