ブエルタ、山頂ゴールはあと９つ。

　夕べも今朝も頭痛なし。
　
　ブエルタ・ア・エスパーニャ第３ステージ、ゴール前２kmの激坂に先頭で突入したのはジェニエ（FDJ）、 ピーター・シェリー（エティクス・クイックステップ）、サイモン・ペロー（IAM）の３名、集団とのタイム差は２分少々。

　ペロー、シェリーとチギれていき、残ったのはジェニエだが、なにしろ最大勾配は２９％（←やめなさい！）。最後まで懸命に踏み続けたのでチャックを閉めることができなかったのは仕方がない、ジャージの前全開のガッツポーズで見事にステージ優勝。

　メイン集団はバルベルデ、キンタナ、ルーベン・フェルナンデスらモビスター勢がフルーム、チャベスらを牽制しながら登ってくるところ、そこからアタックが許されたフェルナンデスがズドーンと抜け出してゴール。天を指差してガッツポーズはマイヨ・ロホ獲得の印、総合は以下バルベルデ（７秒）、フルーム（１１秒）、チャベス（１７秒）、キンタナ（１７秒）。初日のチームTTで５２秒遅れたコンタドールはこの日も３０秒ほど遅れをとり、１分３１秒差の総合１２位だが…　なにがあるかわからない度ナンバーワンのブエルタ、なにしろ山頂ゴールがまだあと９つも残っている！