テルプストラ、ロンドを独走する。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　残り２７km、逃げ集団はセバスチャン・ラングフェルド（エデュケーションファースト・ドラパック）、ディラン・ファンバーレ（スカイ）、マッズ・ペデルセン（トレック）の３人、集団とのタイム差は３０秒。クルイスベルクの石畳が終わった直後、集団からアタックしたニバリ（バーレーン・メリダ）をテルプストラ（クイックステップ）がすかさずマーク。このときは、連覇がかかるエース、ジルベールへのアシスト的動きと思われたのだが。

　早々にニバリをチギッて単独追走のテルプストラ、１９km地点のオーデ・クワレモント（全長2.2km、平均4％、最大11.6％）で先頭集団に追いつき追い越して、そのまま単独アターック！　これがテルプストラの勝ちパターン、途中サガンが追うシーンもあったが、ゴールまで独走で見事優勝。２０１４年のパリ〜ルーベ、残り６kmからの単独アタックで勝って以来２度目のモニュメント制覇。