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サイモン・イェーツ絶好調。

 この2日間頭痛なし。

 ジロ第14ステージ、残り4km地点でフルームが子泣き爺ぃアタック(失笑)。なにしろゾンコラン、このステージを勝たれたらあとあとまでめんどくさいので、誰でもいいから潰せ! と祈ると、プロトンから飛び出したのはサイモン・イェーツ。追いつめはしたものの、最後はコーナー1個ぶん及ばなかった… 両者のゴールタイムは6秒差。

 ジロ第15ステージ、3級→2級→2級→2級とこなし、ゴール前も上ってフィニッシュする☆☆☆☆ステージ。最後の2級の上り、メイン集団からフルームが遅れたと見るや、ゴールまでまだ18kmもあるのにイェーツが単独アタック! 逃げ残っていたデンツ(AG2R)をあっという間にかわしてレース先頭、総合ライバル勢が追いすがってきた17km地点でふたたびアターック!

 追走メンバーはデュムラン、ピノー、カラパス、ポッツォヴィーヴォ、ミゲル・アンヘル・ロペス、全員エース。しかし独走を続けるマリア・ローザ、残り15.5km地点の山岳ポイントで追走とのタイム差20秒、残り10kmで27秒、残り5kmで50秒と差は開く一方… 1対5なんだぞぉお〜! そのまま逃げ切ったイェーツ、今大会ステージ3勝目。ひと昔前なら間違いなくドーピングを疑われたこんな勝ち方、絶好調すぎる!

 2回目の休息日前の総合順位は2位:デュムラン(2分11秒)、3位:ポッツォヴィーヴォ(2分28秒)、4位:ピノー(2分37秒)、5位:ミゲル・アンヘル・ロペス(4分27秒)、6位:カラパス(4分47秒)、7位:フルーム(4分52秒)。ふつうに考えたら2分台、つまりピノーまでだがそこはジロ・デ・イタリア、まだなにがあるかわからない。なお、この日19分半遅れたファビオ・アルのジロは終わった。
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「ステルヴィオ峠を駆けるイタリア8日間の旅」。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第13ステージ(平坦)、残り60kmでトレヴィソを通過し、4級山岳モンテロを超える、ピナレロ乗りには馴染みのコース。集団スプリントを制したのはマリア・チクラミーノ、観客に「落ち着け」とばかりに両掌を下に何度か上下したあと、渾身のガッツポーズを2度3度。ヴィヴィアーニこれで今大会3勝目。

 夕べは馴染みの美容室→馴染みのバー。学生時代からの友人・大山くん(仮名)が「こんなの知ってる?」と見せてくれたアルファロメオのHP。今年9月、「ステルヴィオ峠を駆けるイタリア8日間の旅」に1組2名様ご招待、なんと宮澤崇史が伴走するというからシビれる! ジロ名物の峠を冠したクルマを発売するにあたって元プロロードレーサーを起用するとは、アルファロメオ・ジャパンもなかなかヤルじゃないの!

 今晩の第14ステージ、これもジロ名物ゾンコラン。今年も登り口にロダンの「地獄の門」が造られるのか、通過する選手たちを見下ろす「考える人」。

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夫婦で実況解説。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第12ステージ(平坦)、ゴールのイモラサーキットは雷雨。最終局面、ベタンクール(モビスター)とモホリッチ(バーレーン・メリダ)の2人がプロトンからわずか5秒先行してゴール前にさしかかる。これは逃げ切りか? と思われた残り300m、集団からロングスプリントを決めたサム・ベネットがこれを交わしてステージ2勝目。

 なお、昨日の解説は新城&土井、実況はなんと奥さん。新城によると

●第5ステージ2位のヴィスコンティ、あんなに手前から仕掛けなければバッタリンに十分勝てた。ゴール前は右・右とコーナー2回であるところ、最初の右を回ったところで勘違いして飛び出してしまったのではないか

●フロント:7、リヤ:7.5と前輪・後輪で空気圧を変えている

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ロードレースの真髄。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第11ステージ、3級山岳を2つこなし、ゴールのオージモの街は残り5km過ぎから石畳の上り、最大勾配16%のカテゴリー4級。

 フラムルージュ手前からサイモン・イェーツがアタック、これにデュムランが反応する。今後の個人T.T.に備え、少しでもタイム差を広げておきたいマリア・ローザ、そうはさせたくない総合2位のデュムラン。「絶対キサマを突き放す!」vs「絶対キサマに追いつく!」、どちらもあきらめないままゴールまで1.5kmにおよぶフルもがき、とてつもなくアツい!! 

 ド迫力の集団スプリントでもない、抜きつ抜かれつのデッドヒートでもない、画面上は50mくらいの両者の差が広がりも詰まりもしないままゴールが近づいていくのだが、この意地の張り合いこそがロードレースの真髄。そのままの態勢でイェーツが先頭ゴール、今大会ステージ2勝目。2秒遅れの2位で入線したデュムランがイェーツに近寄ると、肩を叩き合いながら互いを讃え合う姿に涙。


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チャベスのジロが終わる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 休息日明けのジロ第10ステージ、スタート直後に2級山岳を越え、そのあともアップダウンが続く今大会最長の239km。中継開始時トニー・マルティン(カチューシャ)が単独先頭、1分遅れでプロトン… しかしチャベスが3分遅れているとの情報が。

 前日まで総合2位のチャベスがなぜ遅れているのか、実況も解説の宮澤氏も把握しておらず、テキストライブを見てもわからない。このチャベス・グループにヴィヴィアーニもいたことからクイックステップが引く場面もあったが途中であきらめ、ミッチェルトン・スコットに引きが代わったもののアシスト勢は疲弊している様子。ついには自らが追走集団の先頭に立った瞬間チャベスの今ジロは終わった、ようやくゴールできたのは25分以上も遅れて、総合順位を39位に落とす。

 チャベスの脱落を知ってメイン集団がグイグイにペースを上げ続ける状況下、トニー・マルティンが吸収されたあとは、例の(?)馬爾科・フラッポルティが集団から抜け出して単独先行。最後の4級でこれを交わしたニコ・デンツ(AG2R)、ダヴィデ・ヴィレッラ(アスタナ)、マテイ・モホリッチ(バーレーン・メリダ)の3名、ここからヴィレッラが落ちて最終局面は2人の一騎打ち。

 後刻デンツのインタビューを読むと、風が右から吹いていたゴール前、モホリッチは風下のコース左端を走って自分を風除けに使っていたんだと、なるほどなぁ〜! 去年のブエルタに続くグランツールでのステージ2勝目を決めたスロベニアの23歳、ポッツォヴィーヴォに許可を得て集団から飛び出したんだと、今後はエースを守る走りに専念するというのに涙。

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嘆かわしい話。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 先日の連休後半、妻の学生時代の友人が8名来訪。当方にとっては、鍼灸の先生以外はほぼ初対面。自分がガレージ前で七輪とBBQコンロに火を起こし、椅子やテーブルを並べている間、5人の女性陣は下準備などであれこれと妻に手を貸してくれていたのだが、男性3人は…

 だいたいバーベキューなんてのは男が働くものだが、この人たちはどうしたらいいのかわからない様子でモタモタしている。やったことがないのだろうか、まぁそれはいい。それでもそのうち食べたり飲んだり軌道に乗ってきた(?)のだが、彼らは目の前にある3台のクルマにも、何台もの自転車にも、威風動々なシャッター2連装にも、ガレージの中の各種備品にも、2階の方形屋根にもなんら反応なし。いったいどういう貧しい人生を歩んできたらそうなるのか想像を絶するが、まぁそれもいい。誤解しないでほしいが、クルマや建築、アウトドア、こうしたもの全てに興味がない、つまらない連中であることを問題にしているのではない。

 じつに嘆かわしいのは、いいトシをした男が「礼儀」をわきまえていないこと。ヒトんちに来て、見たことないようなもの、珍しそうなものがあったら「おおっ」ってなかんじでなんか言ってこいよ! 凄そうなものがあったらとりあえず褒めろ、それが基本動作だろうよ! 素養がないからそういうコメントもできないって? だったら「よくわからないんですけど、コレはどこが凄いんでしょうか」でもいいんだよ! しかし若い頃からの妻のお仲間に説教カマすわけにもいかず、モヤモヤしながら連休終了。

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ジロ第9ステージ & 一週目総括。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第9ステージ、1級山岳グランサッソ・ディ・イタリアの山頂ゴール。逃げは14人、そのうち最後まで残って単独先行したのはファウスト・マスナーダ(アンドローニ・シデルメク・ボッテキア)。そのマスナーダも残り3kmで吸収され、エース級だけが残ったメイン集団からミゲル・アンヘル・ロペスが、チッコーネが、ポッツォヴィーヴォが、ピノーがかわるがわる揺さぶりをかけながらフラムルージュを通過、さぁ〜いよいよ! という残り500mで画面がブラックアウト。

 山頂のため国際映像の電波が、といっても大雨でも大雪でもないのだが。結局はそのままで、ゴールシーンも表彰式も放映されずに終了。ただ、途中でちらっと映ったリザルト表で、サイモン・イェーツがステージ優勝を決めたことはわかった。

 後刻ハイライト映像で、拳で胸を叩きながら1位入線したイェーツに続いてピノーとチャベスが同タイムで流れ込んだ様子を見る。総合はイェーツとチャベスがワンツー、昔のオリカがグランツールの総合でこれほどの活躍を見せるとは。なお、この日遅れたのはフルーム、ファビオ・アル、ベタンクール。総合タイム差は2分半程度で、順位はそれぞれ11位、15位、16位。

 一週目が終わったが、例年に比べてそれほどアツくならないのはなぜか。出場メンバーが薄いのが否めないこと、嫌いなフルームの調子が上がらないのでけなし甲斐がないこと、早送り・巻き戻しができないのでレース中の細かい機微が追えないことなどが要因か。クリムラさんの解説が聞けないのも大きい。

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カラパス ≒ キアプッチ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第8ステージ、カテゴリー2級の九十九折、モンテヴェルジネ・ディ・メルコリアーノの山頂ゴール。逃げは7人、最終局面でここからクーン・ボウマン(ロット NL)が単独アタック。そのままステージ優勝か… と思われたが、残り1.5kmでプロトンからアタックを決めたリカルド・カラパス(モビスター)、あっという間にこれをかわして先頭でゴール。

 マリア・ビアンカを着る24歳、若いうえに国籍はエクアドルなの! 知らないわけだよこの選手。なお、辻さんのレポートに「クラウディオ・キアプッチに似たその顔」とあって膝を打った。

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インテグラーレのパワステオイル、ダダ漏れ事件(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 イタリア本土に上陸したジロ第7ステージ、平坦。逃げはマキシム・ベルコフ(カチューシャ)、バッレリーニ(アンドローニ・シデルメク・ボッテキア)、イリサール(トレック)。それにしても、逃げ始めの肝心の区間ではこの3人が先頭交代しながら、53−11のファイナルトップを95で回して時速57km… やはりトッププロはすごい。

 残り15kmで逃げが吸収されて集団ゴールスプリント、最初に仕掛けたのはサッシャ・モドロ(EFエデュケーションファースト・ドラパック)だが、その後ろから発射した紫のジャージ、これで3勝目… と思ったら、さらにその後ろから突き抜けてくるサム・ベネット(ボーラ)。ヴィヴィアーニを差し切る完勝でグランツール初勝利、うしろで喜ぶパトリック・コンラッドのガッツボーズが美しい。



 パワステオイルがダダ漏れたインテグラーレは連休明けに、キャリアカーで馴染みのイタ車専門店に運ばれて行った。あとに残ったのは、ガレージ床のコンクリートにできたオイルの染み。この汚れを落とすべく使ってみたのはいずれもクレの

 ●フォーミングエンジンクリーナー
 ●チェーンクリーナー
 ●ニューシトラスクリーン ハンドクリーナー

 …いくらかマシにはなったものの、完全にきれいにはならない。なにかいい方法を知ってるひとはいないだろうか?

 そして先ほど、先方からメールが来て曰く、原因はパワステのリターンホースの裂けであると。純正ホースはもはやなく、社外品のシリコンホースとなるものの国内在庫がなく、納期約1ヶ月ですがいかが致しますかと。いやもう、もちろんやってください! 逆に、1ヶ月も車両を預かっていただくのが恐縮なくらいで。

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アルファロメオのオフィシャルカー。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第6ステージ、1級山岳・エトナ山の頂上ゴール。スタートから50kmもの逃げの打ち合い、ようやく28人の逃げが決まる。BMCがコントロールするメイン集団とのタイム差は3分前後で推移したが、ミゲル・アンヘル・ロペスで勝負したいアスタナが引き始め、エトナ山の麓でその差は1分に詰まった。

 上りに入ると、逃げ集団からチッコーネ(バルディアーニCSF)が単独アタック×2回。しかし残り5km、追走集団からチャベス(ミッチェルトン・スコット)が飛び出すと、チッコーネをかわして単独先頭に。メイン集団では残り1.5kmでサイモン・イェーツがアタック… 前にチャベスがいるのに?! 残り500mでチームメイトに追いつき、イェーツが引いて、ステージはチャベスに取らせた。ミッチェルトン・スコットの見事なワンツーフィニッシュ、マリア・ローザはイェーツに移った。

 それにしても、アルファロメオのオフィシャルカーはかっこいい、赤のジュリアとステルヴィオ。ドクターカーは白のジュリア。青のシマノカーはFIATなのね、TIPOのワゴンか。

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