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日曜美術館「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 今朝、たまたま見たNHK Eテレの日曜美術館「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」、めちゃめちゃ面白かった。わが国で疫病は「鬼」として表現されて来、西洋ではペストの流行が「死の舞踏」を生み、これを克服してルネサンスにつながったと、なるほどなぁ!

 いまSNSで、「アマビエ」という妖怪が流行っているというのもこの番組で初めて知った。元は、天保15年(1844年)に描かれた三本足の猿「海彦」(アマビコ)であるらしい。

 後刻、本件を研究している長野栄俊氏の論文「予言獣アマビコ考--「海彦」をてがかりに」を福井大学附属図書館のサイトで見つけたので読んでみた。天保15年のオリジナル「海彦」から始まって、これまで確認されている明治15年まで合計8例のアマビコ/アマビエにつき、作物の豊凶および病気の流行ならびに大量死の予言、除災方法の教示内容が整理されていてじつに興味深かった。

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