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K君から借りた画集。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 我が国経済界で知らない者はいないほどの超大物をつかまえてウチの母親が、「あら〜K君、こんどは××社の会長になるの? ご苦労ねぇ」などと言っていたのは、小・中学校の同級生だからである。先日、そのK氏から母親に近況報告のメールが来たので亡くなった旨の返信をしたところ、「たいへん驚いております、心よりお悔やみ申し上げます」としながら、「じつはパリの某美術館発行の画集をお貸ししているのですが、返却していただけませんか」とおっしゃってきたもんだから、慌てたのなんの。

 数年前に同窓会で借りた模様だが、整理整頓が苦手なうえ、人から借りたことはそのうち忘れる母親では極めて望み薄。それでも本棚や納戸はもちろん、封した段ボールもぜんぶ開けて探してみたもののやはり見つからず、おわびのメールを差し上げたところだが… そんな大事なものならばだ。巨大コングロマリットの総帥なんだから、パリ駐在の若い衆にでも命じて買い直したほうが早いって。

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