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踏みやめなかった最終発射台。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ブエルタ第21ステージ、マドリード周回コースに入る手前からバルベルデが単独先行し、沿道のファンに手を振りながら1周目を回る光景に涙。国際映像は画面左下に「Cabeza de carrera」としてバルベルデの名前を表示、ブエルタの運営もツールと同じASO、さすがやることが粋である。

 ゴールスプリント、コース右にUAEの最終発射台フアン・モラノ→アッカーマン、コース左からペデルセンが伸びてきて、両者横並びでゴールラインに向かうが… シャカリキに踏み込むフアン・モラノが最後までどかないまま先頭でゴールってなんじゃいソレは!!! ゴール直後、モラノを抱きしめて讃えるアッカーマンえら過ぎる。そこへ駆け寄ってきたトレイン並び1枚前のイヴォ・オリヴェイラ、「ブラボー!」と絶叫しながらエースに抱きつくが、「He won」とモラノを指差すアッカーマンに「マージーでー?!」となって3人で抱き合う。

 後刻のインタビューも意味不明で「今日は脚の調子がよかったし、ペデルセンの4勝目を止めるのはオレだと思い、踏みやめてどくなんて考えもしなかった」 …最終発射台がそのまま突き抜けるとは前代未聞、勝ったからいいというものではないだろう。オーダー無視のプロにあるまじき行為、今後のキャリアが心配。

 表彰台、往年のマイヨ・オロを着てチームメイトとともに特別表彰を受けるバルベルデ。1枚脱いでアルカンシェル、さらに脱いでみんなと同じモビスターのジャージになり、胴上げされる光景にまた涙。

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