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マチュー、アルカンシェルを着る(ロードの)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 あらかじめ用意しておいたヴーヴ・クリコでガイアメンテの新馬勝ちを祝いながら、もうひとつのビッグレース。UCI世界選手権男子エリートロード@グラスゴー、全長270kmの後半は市街地に設定された14.3kmのコースを10周。スタートして、80kmを経過したところで抗議団体がコースを塞ぎ、小一時間レースが中断されるアクシデントあり。

 それにしても、グラスゴー市街の周回コースは過酷だった。短いが急勾配の登りと鋭角コーナーが連続し、石畳の路面や道幅の狭い区間も頻出する消耗戦の様相。ゴールまで残り55km地点でベッティオル(イタリア)が単独で飛び出し30秒先行、追走はマチュー(オランダ)、ペデルセン(デンマーク)、ワウト(ベルギー)、オウガチャル(スロベニア)の4名、ディフェンディングチャンピオンのエヴェネプールらは遅れをとった。

 そこに雨が降ってきて、追走集団も思うようにタイム差を詰められない。もしやベッティオル先輩このまま逃げ切りも? と思われたが、ついに残り22kmで吸収される… のタイミングでマチュー単独アターック! あっという間に後続に30秒つけて独走態勢に入る。途中右コーナーで落車して右足のシューズのバックルが壊れたがそのまま踏み続け、じつに2分近くのタイム差をつけて単独フィニッシュ!

 家族の悲願(?)、いずれも2位だった祖父:レイモン・プリドール(1974年モントリオール大会、エディ・メルクス)、父:アドリ・ファンデルプール(1983年、スイス・アルテンルハイン大会、グレッグ・レモン)が獲得できなかったアルカンシェルをついに着用。シクロクロスに続いて2種目目だが、12日(土)に出場するMTBクロスカントリーで3種目目を狙うって、漫画でも描けないは!

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