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ミラン、スーパースプリンターの仲間入り。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第13ステージ、ド平坦。逃げはアンドレア・ピエトロボン(ポルティ・コメタ)、マヌエーレ・トロッツィとアレッサンドロ・トネッリ(バルディアーニCSF)の3名、集団はタイム差2分前後でコントロール。残り62km地点、横風が強まったところでイネオスが一気にペースアップ、集団が分断してマリア・チクラミーノのジョナサン・ミランが取り残される。残り53kmで3名の逃げが吸収、ミランのグループは残り43kmで集団に追いつき、一団でゴール前へ。

 一時は遅れをとったトレックだが、アシスト4枚を残す完璧なトレインを組んでミランを牽引。残り300mでフェルナンド・ガヴィリア(モビスター)が早めに仕掛けるも、コンソンニから切り替えてその番手につけるミラン、ガヴィリアを発射台に使う格好で爆発的に加速する。ライバル勢は並ぶことすらできない、圧巻の今大会3勝目!

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アラフィリップ完全復活。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第12ステージ、4級山岳を4つ越える終始アップダウンの続くコース。逃げはアラフィリップとミルコ・マエストリ(ポルティ・コメタ)の2名、2分差で約30名の追走、逃げを容認したプロトンは5分うしろの構図。

 4級を全て消化したあとのゴール前12km、カテゴリーはつかないながら最大勾配20%の丘で、アラフィリップがマエストリをチギり捨てて独走に持ち込む。35秒差の追走はナルバエスとクインテン・ヘルマンス(アルペシン)だがタイム差は詰まらず、アラフィリップ見事ステージ優勝。一昨年の落車骨折以降パフォーマンスが衰えた感のあった元世界チャンピオンだがこれで完全復活、全グランツールでの区間優勝達成。

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キアン・アイデルブルックス、体調不良でDNS。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日の日経夕刊、高橋弘希の「プロムナード」は「オズボーン経済学」… こうなったらもう、とことんまで行ってもらいたい!


 ジロ第11ステージ、序盤に3級を越えるも、中盤以降はフラットなコース。3名の逃げをタイム差1分前後でコントロールする集団はアルペシン、クイックステップ、トレック、ジェイコのスプリンターチームが1名ずつ出して牽引する。残り35kmで逃げを吸収して一団でゴール前、先に仕掛けたクイックステップはベルト・ファンレルベルヘからメルリールが発射! しかしその左から追い上げたミランが差し切ってステージ優勝、今大会2勝目。2位入線のメルリールは、右に斜行してフアン・モラノの進路を塞いだとして89位に降格、区間2位にカーデン・グローブス(アルペシン)が繰り上がった。

 この日、総合5位でマリア・ビアンカのキアン・アイデルブルックス(21歳・ベルギー、ヴィズマ)が体調不良でDNS。トイ・ストーリーのウッディに似ている、毎日のインタビューで見せる陽気なキャラクターに好感を持っていたのにじつに残念。これで4人しか残っていないヴィズマは区間優勝を狙うしかなく、この日の逃げにティム・ファンダイケとエドアルド・アッフィニの2名を送り込んだ。昨年のグランツールを総なめにした最強チームだが、今年は現在のところワウトとヴィンゲゴーを怪我で欠く厳しい状況。

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2024年度募集馬リスト。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 クラブの「2024年度募集馬リスト」がHP上で公開されたのだが、当然ことながらドゥラメンテ産駒はもういない。ざっとリストを眺めてみても、ぜんぜんヤル気が起きないもん。孫世代が募集にかかる2〜3年後までの間、いったいどうしたらいいの?
 
 ジロ第10ステージ、コース半ばで2級を越え、1級山岳の山頂フィニッシュ。その2級、27人の逃げとプロトンとのタイム差は4分と逃げ切り容認ムード。残り37km地点のインテルジロを越え、逃げ集団から単独で飛び出したのはヤン・トラトニク(ヴィズマ)。そのまま独走で最後の1級に突入、追うのはヴァレンタン・パレパントル(AG2R)とバルデ(DSM)の2名。

 残り3kmでバルデをチギり、前を行くトラトニクをかわして単独先頭に躍り出たパレパントル(23歳、フランス)、後続を突き放して見事ステージ優勝がプロ初勝利。3分遅れてフィニッシュしたメイン集団に大きな変動なし。

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マセラティ・グランカブリオ、オーダー受付開始。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 うっかりしていたら(?)、マセラティ・グランカブリオのオーダー受付が先週水曜から始まっていたではないの! 「モデナ」の扱いが不明のまま「トロフェオ」のみの予約開始とはなんだかモヤモヤするけれど、こうなったら仕方がない。朗報は、屋根ありのグラントゥーリズモより120万円しか高くないこと。旧型は+200万円だったのでこのたびも同額か、ひょっとすると+300万円くらいいくかも、と思っていたので。

 ボディカラーは特注色から「BLU MASERATI」をチョイス、内装色:ギャッチョ、ブレーキキャリパー色:イエローでコンフィギュレーターからPDFを作成、馴染みのイタ車専門店の社長に送付 …賽は投げられた。カリオストロ城の時計塔の山羊の目に指輪をはめ込んだがごとく、これで歯車が動き出していく。

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あと10mだったナルバエス。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第9ステージ、平坦。しかし終盤に4級を越えたあと、ゴール前19kmと10kmに丘が2つ、すんなりと集団スプリントになるかどうか。ポルティ・コメタの選手2名が逃げ続けたが、27km地点でプロトンから単独で飛び出したアラフィリップがこれをかわす。集団から追随する選手が出て新たに形成された7名の逃げメンバーから、ひとつめの丘でアラフィリップとエウェン・コステュー(アルケア)の2名が踏み込んでレース先頭に、集団とのタイム差10秒台。

 ふたつめの丘でタイム差は5秒に縮まるが、アラフィリップはあきらめない。コステューをチギり捨てて単独先頭、ふたたび10秒台に戻すが残り8km過ぎ、集団からジョナタン・ナルバエス(イネオス)が単独アタック! 第1ステージ、ゴール前3名のスプリントでポガチャル、シャフマンを下したエクアドルチャンピオン、アラフィリップをかわして単独ゴールに突き進む。タイム差10秒台が縮まりそうで縮まらない、フラムルージュでまだ10秒はひょっとして?

 トレックのトレインが懸命に追撃する、その横からなんとポガチャルが、フアン・モラノ(注)を引き連れてプロトン先頭に立つシーンもあり! 最終発射台コンソンニの背後から飛び出したジョナサン・ミランがナルバエスをかわしたのがゴールラインのわずか10m手前、しかしその右から追い上げてきたオラフ・コーイ(ヴィズマ)がハンドルの投げ合いを制して見事ステージ優勝。

(注)2022年ブエルタ最終ステージ、アッカーマンの最終発射台であるにもかかわらず、最後までどかないまま先頭でゴール、区間優勝してしまった男

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本来のレース運び。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 ジロ第8ステージ、2級→3級を越え、1級山岳の山頂ゴール。14人の逃げが最後の1級(平均勾配7%、最大勾配12%)に突入、集団とのタイム差は30秒。次々とこぼれていって、最後まで逃げ粘ったヴァランタン・パレパントル(AG2R)も残り4kmで吸収、UAEによる集団の牽引はグロスチャートナーが終わってマイカを残すのみ。ここで実況がポガチャルについて「いつ行くのか?」「まだ動かない」って、その必要ないんだから! 

 残り2km過ぎ、まずはアントニオ・ティベーリ(バーレーン)がアタック! 続いてテイメン・アレンスマン(イネオス)が、さらに再びティベーリがアタックを試みるも、ことごとくポガチャルが潰してフラムルージュ通過。マイケル・ストーラー(チューダー)、アレンスマンと踏み込むがこれもポガチャルが反応。残り600m、仕事を終えたはずのマイカ先輩が戻ってきて集団先頭に出る(涙)、ここから残り200mでポガチャルが発射して見事ステージ優勝。実況:「いままでと違うポガチャルを見ることができました」 いやいや、これが総合首位の選手の本来のレース運びだってこと、みんな思い出そうよ!

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ポガチャル、個人TTで圧勝する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 木曜のサラレブレッドオークション、バッジオレディネロは89万円(税込979,000円)で落札されたとのこと。金額はともかく、骨折を治して地方でがんばってもらいたい。


 ジロ第7ステージ、40kmの個人TT。34km地点の第2計測ポイントまでは平坦、あとはゴールまで登ってフィニッシュ(平均勾配11.8%、最大勾配16%)。

 52分1秒ととんでもないタイムを叩き出して暫定トップのガンナ、そのままホットシートに座りつづけて最終走者のポガチャルを迎える。第1計測ポイント+44秒、第2計測ポイント+47秒、これでガンナのステージ優勝は間違いないと思われた。しかしそのあとの登り区間、マリアローザの走りは圧巻だった。元チームメイトのルーク・プラップもなぜかいっしょに中継映像を見守るところ、ゴール前300mでマイナス45秒の表示が出た直後の、捨て犬のような表情で固まるガンナとプラップの国際映像は今大会のハイライトのひとつに決定。

 ガンナのタイムを17秒縮めてポガチャルが区間2勝目、この結果総合は 2位:ダニエル・マルティネス(BORA、+2分36秒)、3位:G(+2分46秒)、4位:ベン・オコーナー(AG2R)以下は3分台。もうこのタイム差では、ポガチャル自身になにか起こらない限り逆転はないといっていいだろう。

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ペラヨ・サンチェス、強くなりそうな予感。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第6ステージ、4級を2つ越えるほか、途中にストラーデ・ビアンケで使われる未舗装路が3セクター登場するコース。逃げが決まらないままコース中央の4級に突入、これを越えたあとの残り84km近辺でようやく6人の逃げが確定

 カーデン・グローブス(アルペシン)
 ペラヨ・サンチェス(モビスター)
 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップ)
 ルーク・プラップ(ジェイコ)
 マッテオ・トレンティン(チューダー)
 フィリッポ・フィオレッリ(バルディアーニCSF)

 残り42km、2つ目の未舗装区間でサンチェス、アラフィリップ、プラップが抜け出し、3名でゴールに向かっていく。残り10kmで集団とのタイム差1分、5kmで45秒はひょっとして?

 タイム差22秒でフラムルージュを通過した3名、実績ならアラフィリップ、勢いなら3年連続オーストラリアチャンピオンのプラップ、いずれにしてもサンチェスのことは世界中がぜんぜん知らない。ところが、なんと! ゴール前150mで先に腰を上げたアラフィリップを、右カーブのアウトからブチ抜いてサンチェス見事ステージ優勝。2021年にブルゴスでプロデビュー、今年からモビスターに移籍した24歳・スペイン、これからどんどん強くなりそうな予感。

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ジロ第5ステージ、逃げ切り勝利。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日の日経夕刊、高橋弘希の「プロムナード」はなんと「デスメタル経済学」! まぁこれはさすがに本人も、まったく望み無しとの前提で書いていた(笑)


 ジロ第5ステージ、3級と4級はあるが基本的には平坦… にもかかわらず、この日も素直に集団ゴールスプリントに突入しなかったのは、レース先頭の4名が逃げ切ってしまったから!

 当初できた4名の逃げが3級を越えたあとに吸収されたが、残り80kmを過ぎたあたりで新たな逃げ集団が形成される

 バンジャマン・トマ(コフィディス)
 ミケル・ヴァルグレン(EF)
 エンゾ・パレニ(FDJ)
 アンドレア・ピエトロボン(ポルティ・コメタ)

 残り20kmで集団とのタイム差1分では捕まるのも時間の問題と思われたが、残り10kmでまだ45秒、残り5kmでも40秒… これはひょっとして? 

 タイム差22秒でフラムルージュを通過した4名、これまで先頭交代にほとんど加わっていなかったピエトロボン(25歳・イタリア)がロングスパートを仕掛ける。よくないなぁ〜こういうの、あとでコンタドールとバッソにがっつり怒られろ! そのまま勝ちきったら本当にド顰蹙だが、そこは自転車の神様が許さない。ゴール前50mで後続にかわされて、バンジャマン・トマ見事ステージ優勝。いずれにしても、逃げ切り勝利はいつだって美しい。

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