恐るべし「布袋」の麻婆ラーメン。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　先日札幌に出張した際、弟に連れて行ってもらった「布袋」（南１条西９丁目）、麻婆ラーメンとザンギで有名な店。東直己「悲鳴」では作中、登場人物のひとりであるSBCの租辺嶋に「こういう夏の初めのてんてこ舞いの夜は、この近くの＜福太＞の麻婆ラーメンに限る」と言わせている。で、ここの麻婆ラーメン、びっくり仰天したのはこれが、醤油ラーメンの上に麻婆豆腐をかけたものでは全くないこと。汁全体が、いわばツユだくの麻婆豆腐で、このメニュー専用に作られている。それが証拠に、麻婆ライスも注文したところ、とろみ具合も辛さもぜんぜん違ったのだ。←これでじゅうぶん説明できているかどうか、なにしろこうして記述しているだけで口の中にツバが湧いてくるぞ。