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アンプの修理はおすすめしない。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 アンプの修理を請け負ってくれるところはないかとネットで検索していて発見した、とある工房のHPが只事ではない。個人でやっているところのようだが、ものすごい数の詳細な修理記録、その中にはcyrus twoもあった。トランジスタなど必要な電子部品の交換、および各基盤の半田補正を行うオーバーホール修理で、費用はケースバイケースだが10万円前後の模様… 微妙だ。四半世紀前の当時11万5千円で売られていたものを、10万円で修理する価値があるのかどうか。加えて、交換する電子部品が当時のものではないことが、音質に与える影響如何。

 それで昨日、散髪をしに吉祥寺に行ったのでオーディオ専門店に寄り、古いアンプの修理ができるかどうか聞いてみたところ、店員の回答を要約すると

(1)修理を請け負う業者はいるので紹介することは可能
(2)費用はケースバイケースだが、10万円前後
(3)それだけかけて直しても、交換する部品が現在のものであるので、元通りの音は出ない
(4)また、その後1年程度で、別のところが壊れてしまうケースも多い
(5)マッキントッシュなど当時100万円クラスのものなどならともかく、そうでなければこのような修理に出されるのは正直おすすめしない

 ↑を聞いたあと、馴染みのバーで飲みながらしみじみと考えた。やっぱりそうなんだな、じつに切ない話ではあるが。ま、本件勉強になったということで、新しいのを買うことと致したい。