セプ・ヴァンマルケ（ベルキン・プロサイクリング）。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　本日はこれからディーラーに行って、書類に署名捺印しつつ阪神９R・忘れな草賞、桜花賞の抽選に漏れた我が家の一口馬ダンスアミーガが出走。２頭／４頭の抽選を突破できないとは運のない馬だが、未知の2,000m戦で現在１番人気とは…。

　「北のクラシック」第二戦、先週のツール・デ・フランドルはとんでもないレースだった。過酷な石畳と相次ぐ落車で、残り30㎞地点でプロトンはわずか３０人前後に絞られた。残り17㎞、最後から２番目のオーデクワレモントの石畳でゼッケン１番・カンチェラーラがアターック！　なんとサガンも、ボーネンも、ボワッソン・ハーゲンもデゲンコルブもチギれる！　ついていけたのはベルキンの選手１人だけだが…　これって去年のパリ〜ルーベで、最後までカンチェラーラと競って負けて泣いた、あのヴァンマルケなの！

　この２人が最後の石畳・パーテルベルグで、先行するヴァンアーベルマート（BMC）とオメガファーマのアシスト、ヴァンデンベルクに合流して４人の勝負に。ヴァンデンベルクはボーネンとテルプストラを待つ大義名分があるにせよ、徹底して引かないのが憎たらしいので、見ているこっちはコイツ表彰台に乗るのも許さん４位に沈みやがれ、と念じる。しかしこの４人、牽制し合うことじつに残り200mまでとはシビれる！　国中が「ヴァン」がつく３人のベルギー人選手を応援している（←たぶん）なか、最後はカンチェラーラのスパートが決まってこのレース２連覇にして３勝目。

　そして本日はいよいよパリ〜ルーベ、クイーン・オブ・クラシック。今週も当然、カンチェラーラの２連覇に期待だが…　ヴァンマルケにも大注目。この春はここまで、E3：５位、ヘント〜ウェヴェルヘム：４位、ツール・デ・フランドル：３位ときているだけに。