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コンタドール、パリ〜ニースを勝ちに行く。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 パリ〜ニース第7ステージ、ゲラント・トーマスから15秒遅れで総合2位のコンタドールが、マイヨ・ジョーヌ目指して動いた。中継開始時点で、逃げ集団とメイン集団の差は3分。両者の真ん中に、アシスト2枚とともにコンタドールがいるのは、その2名を逃げに乗せた前待ち作戦が見事ハマッたものと実況谷口。

 最後の1級山岳の手前でメイン集団に追いつかれたものの、上りでラファル・マイカの渾身の引きからコンタドールがアタック! 勾配が緩くなった区間で再び集団がひとつになると、終わったはずのマイカが戻ってきてもう一度先頭を引く(←過去にこれができたのはスカイのアシスト時代のリッチー・ポートだけ!)。そこからコンタドールがアターック(その2)、たまらずゲラント・トーマスがチギれるぅ!

 しかしゴールは山頂を超えて下った先、コンタドールはアタックに反応してきたリッチー・ポートと、逃げ集団で生き残ったトム・ウェレンスと3人で懸命に逃げるが、フラム・ルージュを過ぎる頃にメイン集団はその姿を捉えた。こうなると10秒のボーナスタイムを取るためステージ優勝もしたいがゴール前、体重のあるウェレンスの加速にはついていけず2位入線(ボーナスタイム6秒)。メイン集団はその5秒あとにゴール、総合はタイム差4秒でゲラント・トーマスが凌ぎ切ったが、まぁいい。自ら動いて勝ちに行く、勇気あるアタックを何度も仕掛けてこそコンタドール、今大会はこのくらいで。

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