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ピエール・ラトゥールの勝負根性。

 この2日間頭痛なし。
 
 久しぶりに壮絶なアタックの打ち合いを見た、この日でなんもかんもが決まるブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ、超級山岳の山頂ゴール。単独で先頭を走るアタプマ(BMC)に、マティアス・フランク(IAM)とAG2Rの若いのが追いついてきたのが残り2.5km地点。その22歳のフランス人選手、ピエール・ラトゥールはプロ2年目、上半身が激しく上下に揺れる無駄の多いライディングフォームでは諸先輩相手にどこまで… と見ていると追いつきざまにそのままアターック!

 これに反応できたのはアタプマ1人、ダンシングで差を詰めつつカウンターでアタック! なにおぉー? とラトゥールがアターック(その2)、アタプマを抜き返したが、そのまま後ろからぴったりマークされる。それから何度も振り切りにかかるラトゥール、若さゆえのじつに稚拙な攻撃。ことごとく後ろから潰され、残り500mで満を持してのアタプマのアタック。←そりゃそうなるわな、これで決まった… 画面も後ろの総合争い、キンタナとフルームに切り替わったし。

 映像が再び先頭に戻って残り300m、ラトゥール懸命のダンシング、なんだコイツ諦めてないのかよ! アタプマに追いついて残り100m、ラトゥールがゴールめがけて加速すると、ああ〜諦めたのはアタプマのほう! アツい! なんたる勝負根性! 覚えたぞピエール・ラトゥールその名前、とんでもない選手に育っていくに違いない。
 

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