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ファンタを選んだ人生。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 本日、今年最後の鍼灸治療。六本木に向かう大江戸線の車内でシートに座っていた、30代のサラリーマン風男性。顔の地肌が火傷をしたように真っ赤で、そこに一面に、カサカサになった白い皮膚が浮いている。ほかに露出している首筋と手首も同様で、座っている間じゅう掻きむしっており、黒いコートや膝に乗せたカバンに剥がれた皮膚が雪のように積もっていく。

 重度のアトピーに間違いなく、あのような風貌と行動では仕事の仲間や相手からも侮られているだろう、とても気の毒だ… と見るとはなしに見ていたらその男、カバンからファンタグレープのペットボトルを出してグイグイ飲み出した。オイお前、そんなもん飲んじゃダメだろう!

 ↑を先生と話し、彼は治すよりもファンタを選んだ人生なのだろうと。ああ、川の流れのように。

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