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映画「ボヘミアン・ラプソディ」(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 クイーンとフレディ・マーキュリーの栄枯盛衰を描くんだったらまぁこうなるわな、という予想を裏切らない、じつに単純な展開。スーパースターの孤独とか、メンバーとの確執とか、エイズになった絶望などの掘り下げ具合も極めて浅くシリアスにならない、お気楽な映画である。日経夕刊の星3ツは妥当、アカデミー賞なんかも関係ないでしょう。

 しかしいいですか。世界中には無数のクイーンのコピーバンドがいて、毎晩どこかの街のライブバーで演奏しているわけだが。←このうちのひとつが、メンバー全員が本物そっくりの姿形をしているうえに、リードボーカルがフレディのステージアクションを完コピしてるとしたらどうだ。それを、10万人入ったウェンブリーで、バンドも観客も全員当時のファッションで、ライブ・エイドでの伝説のパフォーマンスを目の前でズッドーンと再現されたら、それだけでもう涙が止まらないでしょうよ。

 以下気づきの点

●冒頭の20世紀フォックスのファンファーレ、エレキギターで演奏されているのはブライアン・メイによるものに違いない

●ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ役の俳優、本物同様に安っちい感じなのがイイ

●エンドロールの挿入歌ラインナップ、「Radio Ga Ga」の前に「Sultans of Swing」とある… そんなシーンはなかったはずだが? ←よーく考えたら、ライブ・エイドのステージにクイーンが登場する直前の場面。前のバンドの、音だけ聞こえるのがダイアー・ストレイツなのか!

●アダム・ランバートのカメオ出演、これには気づきようがない
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