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第106回ロンド、ポガチャル負けて強し。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨晩のロンド、優勝候補のワウトがコロナ感染で急遽欠場。逃げは9名、タイム差は3分前後で推移。残り55km、2度目のオーデクワレモントで集団からポガチャルが加速、逃げ集団を抜き去ってレース先頭にぃいい!

 一旦落ち着いた後もポガチャルの仕掛けは続く。残り44km、コッペンベルグでアタック(その2)、これに付いていけたのはマチューとヴァランタイン・マデュアス(FDJ)の2名。このとき逃げていたトラトニク(バーレーン)とディラン・ファンバーレ(イネオス)と合流して先頭は5名に、後続にタイム差約1分をつける。そして残り17km、この日3度目のオーデクワレモントでポガチャルがアターック(その3)! 最後の石畳パテルベルグを越え、レースはマチューとの一騎打ちとなる。

 なにしろこの日、いちばん強かったのはポガチャル、ゴールまでの平坦13kmも前に出て引いたのはポガチャルのほうが多かった。追走にタイム差20秒をつけてフラムルージュ、牽制し合う2人の並びは前マチュー、後ろポガチャル。一瞬でも目を離したらヤラれる駆け引きで残り250m、マデュアスとDVBが追いついてきて4名のスプリントとは、そうなるかぁ〜! マチューが踏み込み、一拍遅れたポガチャルの両側から後続の2名が抜き去る、行き場を失った格好のポガチャルが両腕を挙げて抗議(?)のジェスチャー。マチューの優勝は一昨年に続き2度目、ポガチャルは4位で表彰台は逃したものの石畳のクラシックでもこれほどやれるとは天才か!

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