アムステルゴールドレース、今年もフォトフィニッシュ。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　第５６回アムステルゴールドレース、昨年に続いて今年もじつに際どいフォトフィニッシュ！

　序盤にできた逃げ集団も残り５０km過ぎに吸収されて集団がひとつになり、残り３５kmのケウテンベルグでティシュ・ベノート（ユンボ）のアタックをきっかけに１１名の新たな先頭集団が形成される。残り２２km、カウベルグの頂上を越えた下りでクヴィアトコウスキー（イネオス）がアタック！　これにブノワ・コスヌフロワ（AG2R）が追随して先頭２名。

　↑２０秒差で追うのはベノート、アスグリーン（クイックステップ）、ピドコック（イネオス）、アレクサンダー・カンプ（トレック）、ディラン・トゥーンス（バーレーン）、シュテファン・キュング（FDJ）、マルク・ヒルシ（UAE）、マイケル・マシューズ（バイクエクスチェンジ）、マチュー・ファンデルプール（アルペシン・フェニックス）の精鋭９名、しかしタイム差は縮まりそうで変わらず、ゴール前残り２kmでも２０秒のまま。前の２名がフラムルージュを通過して、並びは前コスヌフロワ、後ろクヴィアトコウスキー。残り250mで踏み込んだコスヌフロワに合わせたクヴィアト、最後は両者ハンドルを投げ合ってのゴールだが、どっちかぜんぜんわからない！

　数分後、正式に勝利を伝えられたコスヌフロワがチームメイトと抱き合って勝利を喜ぶ。しかし直後に写真判定の結果が出て、クヴィアトコウスキーの優勝に覆るとは、運営はいったいなにをやってるの！　クヴィアトこれで２０１５年に続いて同レース２勝目。３位は追走集団から踏み込んだベノート、一昨年優勝のマチューは４位入線。