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フランク・ミュラー ロングアイランド・デイト、仕様の不思議。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 納品前点検を終え、本日無事に手元にやってきたフランク・ミュラー ロングアイランド・デイトだが。本品の型番「1200SCDT」を打ち込んで検索してみても、自分の1200ピンクゴールドケース、シルバー文字盤、青針と同じ仕様のはぜんぜんヒットしない不思議。

●ケースサイズ
 そもそもロングアイランド・デイトは、大きさは同じでもより薄い「1150」ケースで作られる。1200の深型ケースはさらに複雑な機構を収めるためのもので、グランギッシェやマスターカレンダーといったモデルに採用される

●ケース材質
 定番の1150ロングアイランド・デイトはSSとYGで、ピンクゴールドのはない。自分の1200ピンクゴールドはロングアイランド・レリーフその他に採用されているケース

●文字盤と針
 1150ロングアイランド・デイトは、SSケースがシルバー文字盤に黒針、YGケースがブラック文字盤に白針。シルバー文字盤に青針の組み合わせはない

 ということで、それではこれがなぜココに存在するのか、馴染みの時計屋Nさんの見解は

(1)フランク・ミュラーの工房で、ある日ふと、ピンクゴールドケースでロングアイランド・デイトを作りたくなったので、レリーフ用の1200を流用することに。厚みに迫力があるこのケースに、合わせる文字盤はシルバーで、じゃあ針は青に… オオ〜いいじゃないかこれ! ←てなかんじのノリで

(2)スイスでも日本でもない、どこかの国のディーラーが、上記組合せの仕様で、最低単位の個数(たぶん)で注文したもの

 (1)については、こういうこともおおいに起こりうる雰囲気の会社であるとのこと(いいね!)。(2)について、スイス本国の発案で作ったならその仕様はプレスリリースされるし、日本なら自分(Nさん)の知るところとなるので、第3国。いずれにしても、細かなバリエーション違いはワールド通商でも追いきれないのがフランク・ミュラーであるとの由。

 ということで、高輪会で現物を見てこれだ!と思ったこの仕様、同じものは日本に、あったとしても数本ではないかというのが結論。

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