マチュー、ロンド３勝クラブに入る。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　第１０８回ロンド・ファン・フラーンデレン、マチュー・ファンデルプールの圧勝。レースが決まったのは残り４５kmのコッペンベルグ（全長600m、平均勾配11.1%、最大勾配20.8%）、２０秒先に単独先頭で入ったイヴァン・ガルシア（モビスター）がメカトラでバイクを降りた（後報では、トラクションがかからないのでタイヤの空気圧を下げようとしていたとのこと）。その横をマチューがパスしていく、離されながらも追うのはマッテオ・ヨルゲンソン（ヴィズマ）、さらに遅れてマッズ・ペデルセン（トレック）だが、雨に濡れた20%の石畳で自転車に乗っていられたのはこの３名だけ。後ろのプロトンでは全員バイクを降りて押しているんだからもう勝負にならない。

　そのまま独走に持ち込んだマチュー、残り１８kmのオーデ・クワレモント（３回目）で後続とのタイム差１分４７秒はもう決まった。ゴールラインで頭上にバイクを掲げたマチュー、このレース３勝目は近年ではヨハン・ムセウ、ボーネン、カンチェラーラと並ぶ最多勝タイ。アルカンシェルを着ての優勝はメルクス、ボーネン、サガン。

　それにしても、J SPORTSがロンドを中継するようになってほんとうによかった。去年のポガチャルの勝ちっぷりなんて、見られなかったから知らないもん。