贅沢な悩み。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　今朝起きて。あ、そうだドゥラメンテが。もう二度とターフに戻ってくることはないんだ、と。この感覚に、早く心も身体も慣れていかないと。

　ドゥラメンテが昨年の日本ダービーを勝ったあと２〜３日はヒヤヒヤしていたが、特段悪い知らせはなく。１週間後の祝勝会＠トゥール・ダルジャンに参加して、デムーロと写真撮って鴨料理を食べ。よーし凱旋門賞の祝勝会はパリ本店で、なんて言っていたものがまさか、６月も末になって骨折が見つかったと知らされた時は愕然としたものだ。中山記念で復帰するまでの９ヶ月はじつに長かったし、ドバイで落鉄２着してから宝塚記念までの３ヶ月もなんだか「待機」モードで。走る馬を持ったら持ったでいろいろなことがある、贅沢な悩みだったけれど。

　このたびの負傷、吉田の三代目がメッチになって「治して現役続行だ！」と叫んだ場合、まぁた半年とかイライラしながら待機することになったわけで。そういうのから解放されたことについては、ホッとしている部分もあり。なお、こうなってみると、帰国してからこの日記にブチブチ書いたけれど、ドバイまで見に行っておいてよかったな、と。